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#商店街巡り vol.5


事例5:HOTTAN

商店街巡り2日目。この日は商店街を巡るというよりも、拠点を中心とした地域マネジメントの視察です。場所を栃木に移しました。


栃木県宇都宮市餃子の街としても有名ですよね。そんな宇都宮駅の西側を10分ほど歩くと、HOTTANというコワーキングスペースがあります。


ここはもともと漆器屋さんの倉庫だったそう。そちらをリノベーションして、現在のカタチに。

2Fイベントスペースになっています。ちらほら見えている鉄骨が、クリエイティブな感じでなんだかわくわくしてしまいます。

3Fワークスペースとなっています。9-20時で利用でき、1日からの利用も可能です。利用料金も様々。

こちらで展開されているSOCO (ソーコー)Projectでは、もうひとつ面白い取り組みをされています。


それが1F部分のTest Kitchen Studioです。

こちらは、いずれ飲食でお店を持ちたい方が有期で「試すことのできる」場。


初期費用の負担を軽減するために、今すぐカフェが始められるような環境が整っています。そして、設備込みで賃料は75,000円。(2016/3/23現在)


大豊商店街の時と同様に、「有期」というところがポイントではないかな~と思いました。決められた期間の中で段取りを組めることや、お店を持つために「試せる」こと。そして、ここでファンを作ってから巣立てること。

そうして巣立っていくと、また新しいジャンルのお店がやってくる。


なんかいいサイクルな気がしています。循環していける環境だな、と思いました。


やっぱり、何事も「やってみる」までが不安ですよね。今の私も実際そうです。バイト以外で働いたことがないし、プロジェクトもちゃんと回したことがない。でもこれって、やってみないと見えてこない部分。

そこで試しながら場数を踏んで、経験値を積むこと。


こちらのSOCO Projectは、ワークスペースやテストキッチンスタジオの賃料で管理費がまかなえています。すてきな循環!


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そんなことを考えていると、私事ですが、バスケットボールにかかわっていた頃を思い出しました。実は少しコーチもどきもしていて。


失敗してもいいんだよと言うと、子どもたちって挑戦してくれるんですよね。ただ、必ずそこから学んで次に活かすようにさせるんです。試合で的確な状況判断をできるように、何度も練習や練習試合をするんです。

あとは、小さな成功体験を積み重ねることで自信をつけること。


バスケと一緒にしていいかどうかはわかりませんが、根っこの部分は何でも同じ気がしました。


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そして、お昼ご飯はドンキの地下にある餃子街で、ちゃっかり宇都宮餃子を食べ比べました。

餃子ビギナーの私には、正直違いがわかりませんでした(笑) ですが、どれもおいしかったです!餃子の皮のサラダは斬新でした。


この日はあいにくお休みだった村瀬さんおすすめの「正嗣」に今度はぜひとも行きたいです(笑)

正嗣は餃子のみ提供されるお店だそう。ライスやビールなどは置いていません。餃子街にも出店しておらず、そんなところもまた、「行きたい」を掻き立てられますよね(笑)


最後になりましたが、まじめな話。「今後、シェアの流れは進んでいくよね」なんてお話もしていました。個人の家がなくなるんじゃないか、なんて。実際にシェアハウスってたくさんありますもんね。

リニアや自動運転機能で移動手段もより便利になります。


テクノロジーで超えていける部分を踏まえて、これからは空間のチェンジが必要不可欠で。そんなところに、ビジネスを展開していけるかが今後のキーでもあるんだなあってお話でした。


抽象度も高いのではっきり断言はできませんが、ここ最近の「はたらき方」を見ていると、そんな気がしてきます。


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