見出し画像

近未来予想図


野生のクマ、シカ、キョン、イノシシが大量発生のため、里山は人間が住めないし、街中も危険。夜間は外出禁止。
人手不足でバスも鉄道もストップ。鉄道は線路の維持がそもそもできないので、あちこちで廃線。道路も整備する人も金もないのでボコボコ。
徒歩が確実。

太陽光発電パネルを設置するも野生動物に荒らされてしょっちゅう停電。修理する人もいないから、なかなか停電は終わらない。

給料が低いうえに税金も高いから、若者はみな海外へ出稼ぎ。国内に残った家族に送金するため、働き詰め。日本人は真面目に働くとの評判で、世界各地からひくてあまた。英語も現地の言葉もできないと、肉体労働しかない。それでも国内よりはるかに稼げる。
優秀な人材はもちろん海外へ流出。こちらも評判が良い。
一度海外に出たら、生活レベルが良いので誰も帰国しない。現地の国籍取得あるいは永住を目指す。
二重国籍を認めないので、日本人は減る一方。

国内は老人ばかり。
それでも老人のための社会的保障費や医療費は削られない。でも納税者となるべき若者は海外逃亡。医者も看護師も介護士もより良い給料を求めて海外へ。
医療の質は20世紀前半レベルにまで落ちる。「自然な医療」「持続可能な医療」と国際的に評価される。しかし実際は姥捨て山。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?