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副業は放課後の部活動みたいなノリで

ところで、前にお話させて頂きましたフランスでホームステイの件ですが。

「あんたらがフランスなんかに行ってしまったら、あたしゃ死ぬ!」

義理の母、私の妻の母(83歳)が一騒動を起こしました。

と言う事で、どうにもこうにも、どこにも行ける雰囲気では無くなってしまいました。数日間の旅行さえ難しい状況に。

普段から似た様な騒動が起きていたけれども、今回の騒動は特段酷かった。

なお、再び義理の母の精神状態が悪化したら、妻と赤ちゃんをフランスに連れて行きます。

就職難時代・どうにかして何処かに潜り込むのも手

そこで、我が妻は、先日お話ししました例のフランスに居るアメリカ人の友人のビジネスのお手伝いをしています。お駄賃代わりのホームステイはできそうにも無いけど、緊急時などにお邪魔させて頂こうという目論見です。

そのアメリカ人の友人がやってるのは、アメリカで学生ローンに苦しんでいる学生をクラウドファンディングの力で助けようという事業です。5年前立ち上げる時に少し手伝っていたのですが、もうそろそろリニューアルしたいと言う事で私に連絡が来ました。

妻に頼む事になったのは、同事業で開発しているアプリのUIデザインのリニューアルです。いまAdobe XDと言うソフトを覚えてもらっていて、子供が寝静まった夕方に色々作ってもらっているところ。新しいスキルを習得するには、学校に行くよりも、こうやって実際に作りながら学習する方が身につくと思います。

フォトショップなどでやっても全く問題は無いんですが、UIのデザインならAdobe XDを使った方が、断然効率が良い。

機能を拡張できるプラグインが豊富です。最近では、Flutterと言う最近急上昇中のアプリ制作プラットフォームに直接画面のデザインを書き出せるプラグインが公開されている。

まだまだアプリのUIデザイナーの需要はこれからも出てきそうなので、UIデザインが出来ると、今後もなんとか潰しが効くでしょう。

なお、妻は、高校を出た後にアニメーターとして就職し、すぐに会社が潰れ、それ以来特段何もやっていなかったそうです。10年前にポルトガル政府が後押ししていた職業訓練制度を使い、パソコンを使った卓上出版を習った後に本のレイアウトやカバーのデザインをしていました。昨今の出版不況で失職。中年・職歴ブランク長期・特段業務に使えるスキルなし・赤ちゃん有りではポルトガルでも仕事を見つけるのは難しい。たとえ仕事を見つけたとしても、ポルトガルでも託児所の空きが無くて競争率が高いので預けるのは凄く難しい。

こう言った現金が入らない労働の形でも参加していると、伝手ができますし、外の社会との関わりも保てて自尊心も失わずにすむ。実践で使える経験も積めるので、悪くは無いと思います。

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お金の事で会社に相談したら、会社が副業やる事になってしまった件

私は、かれこれ15年間ほど、同じ大学に通っていた友達の会社にご厄介になっております。会社と言っても、友人が社長。雇うのは全員フリーランスなので従業員0人。

で、今回、社長に「フランスに資産価値のある家が欲しい」と唐突すぎる相談をいたしましたところ、社長は「2〜3日考えさせてくれ。」と言って、2~3日後に出てきた回答は「二人で副業やろうぜ。」

仕事が終わった夕方に、楽しく二人で色々やってます。部活みたいなノリです。よく考えると終日労働している様な気がしますけど。

ニュースでも副業解禁がどうとかで賑わっていますが、まさか自分も副業する事になるとは思わなかった。

時代の流れなのか、働いている会社が副業やりだすってのも、今や別に特別な事でもないみたいです。

例えば、最近破綻したタイ国際航空。揚げパンの路上販売をしたりしています。

日中は、真面目に本業の方を頑張っています

共通の目標がある課外クラブ活動みたいな事をしていると、本業のサイト制作の方も賑わってくる様な気がします。副業では普段やらない様な新しい事をやらないといけないので、なんだか勉強になってる様な気がします。

なお、最近は、仕事中に15ヶ月になる息子が、度々邪魔をしてくれます。

暇つぶしのための動画鑑賞を癖にさせたくないので、なるべく子供には面白くなさそうな教育的なビデオを選りすぐって見せているんですが。一緒に居たいだけみたいです。

学生の頃、真面目に勉強やらなかったので基本的な事でさえ知らない事ばかり。

今日は「代数学」「対数」の基礎講座、おまけで「禅寺の龍安寺」のビデオを息子と一緒に観ました。

今流行りの「データサイエンス」とか「可視化」って奴をやってみたいけど、基礎の数学が出来ていないので進んでいませんでした。もしかすると、息子が後押ししてくれているのかも。