愛とか恋とか言ってねーで

起業家という道を経て、今は作家を夢見て執筆活動に明け暮れる橋本なずなです。

私の好きなもの。
それはラーメン、それから珈琲とお酒と、筋トレとサイクリングも好き。
一日中お家にこもってアニメを観るのも好きだし、一番好きな漫画はブルーピリオド。
読書は以前から好きだけれど、ここ1ヶ月程は特に夢中になっているかもね。
それから “女の子はお砂糖とスパイスと、素敵な何かで出来ている” みたいな概念も案外好き。
あとは、欠かしてはならないのが書くこと。これが一番大好きだ。

私が夢中になっている作家 #最果タヒ さんの詩にこんな一節がある。

「  恋に、最後の希望をかけるような、くだらない少女にならないで 」

『 死んでしまう系のぼくらに / 時間旅行 』より - 最果タヒ

私は物心ついた頃から恋愛体質で、恋をすることが、お仕事や筋トレなど、その他の生活のモチベーションに繋がっている。
23年の人生の途中で、父と兄が訳あって離脱したこともあり、男性への執着心が強いことも自覚している。

そんな私は「 恋愛で得られるもの=自分の価値 」みたいな節が無くは無くて、そんな自分を不憫に思うことがある。
自分で自分の価値を認めてあげられない、それってとっても悲しいことだ。


突然だけれど、近頃の私、モテ期なんです。
男性 “も” だけれど、女性にも、人間にモテている気がする。
行く先々で訊かれる連絡先と彼氏の有無。そして日に日に食事の予定で埋まっていくカレンダーアプリを見るのがここ数日の楽しみだ。

何調子乗ってんだ、って言われるかもしれないけれど一つ言わせて欲しい。

これを読んでいるあなたが何歳かは分からないけれど、これまで生きてきて調子に乗れたタイミングって何度あった?
私は23年の人生で、片手で数える程度しかない。

一度目は高校一年生の時、これが最初のモテ期だった。
次にニューヨークに留学した時、18歳という青春を謳歌していた。
それから20歳で起業して間もなく、ニューヨークタイムズの取材を受けた時。
そして少し前の今年6月、本を出版した時だ。

だからこれが5度目になる、人生二度目のモテ期の到来。

今、毎日が最っ高に楽しい!

ほらね、こうして振り返ると調子に乗れるタイミングって多くないの。
だから「 調子は乗れる時に乗っておけ 」私は母からそう教わった。

ただ一つ、いや、二つ。今回のモテ期では気を付けたいことがある。

一つ、人を傷付けない。

ビッチだった18, 19歳の頃の私は、まるで無差別殺人鬼のようだった。
人の心を軽視して自分勝手に生きていた。
脱ビッチした後も私の心は不安定で、たくさんの人を傷付けた。
最近になってようやく心は安定しているものの、今でも “人とのご縁を大切に” なんてのが苦手だったりする。

しかし私も、もう子供ではない。
大人になると出会いは年々減って、人と支え合うことや、気にかけてくれる人がいるありがたみをより感じ始めるのではないかと思う。
そうなった時、今の私のご縁の扱い方では失うものが大きい気がする。

だからこのモテ期、誰一人傷付けることなくエンディングを迎える為に、私は関わる人たち一人一人と真摯に向き合いたいと思う。

二つ、相手の立場を考える。

モテ期の登場人物を男性にのみ絞り、なおかつ恋愛的な発展があるかと精査した時に残る人たち。彼らの立場は様々だ。
考えたいのは “彼らのライフステージが今どこにあるか” ということ。
同世代ならあまり深く考えなくても良いかもしれないが、相手が一回り以上年上の人だったら、結婚を考えて私との時間を育んでいるかもしれない。
私が何気なく食事に誘ったその好意も、重く捉えられているかもしれない。

無差別殺人のリバイバルをしない為に、相手の立場も考えて行動する必要があるわけだ。


・・・と、何はともあれ、性別に関係なく会いたいと思う人が沢山いる。
これがリア充か、と実感している今日この頃。

でもね、こんなにモテ期について語っておいてなんなんだけど、パートナーシップについては “誰でもいっか!” って思えてきた。

誰でも良い、というのは語弊を生みそうだから補足説明をさせてもらうと、昨日のnote「 ありがとうの形容詞 」で先輩から私の文章を褒めてもらえた時に、“あぁ、私このままで良いんだ” って思わせてもらえたの。

作家になるという選択は間違っていないし、至らず弱い部分がまだまだある私だけれど、このままの私でも自信持って良いんだって。

そう思うとね、冒頭に書いた「 恋愛で得られるもの=自分の価値 」みたいな考えが崩れて、恋愛はただ「 私の毎日を彩ってくれるもの 」でしかないと思うようになった。

だから一緒に居て楽しいとか、一緒に居ると気が休まるとか、そういう些細な幸せがあれば、“誰が相手でも幸せだろうな” って。
相手の性別も年齢も、外見も年収も、過去も何もかも全部、関係ないなって思ったわけよ。
だって私は私のままで、このままで、とっても幸せだから。

そのうえでタヒさんの言葉を思い返す。

「  恋に、最後の希望をかけるような、くだらない少女にならないで 」

うんうん、そうだよね。

愛とか恋とか言ってねーで、もっともっと自分の人生に向き合うよ。

● 併せて読みたい ●
恋だろ

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