ミルクボーロ【歌詞】

優しい笑顔は取り出した
硝子の破片を柔らかく
他人(ヒト)の思念を混じらせた
体なれこそなせる皮肉(わざ)

白いオーロラ乱れたベーゼ
瞳閉じてもユートピア
熱の温度はあまりに甘く
僕はホントの毒を知る

大人少女のママの胸
まこと淑やか耐えゆる苦悶
いつか女をやめるなら
響く秒針塞き止めて

形を変えては問い出した
ほんとの気持ちを何となく
どれも素敵な返答で
予定調和を殺された

白いシャンパン上下に振って
コルク抜き取りシャンデリア
蓋を閉めたら微笑み浮かべ
薔薇(ロゼ)が咲いても構わないと

大人少女は愛の夢
まこと華やか慈愛の波紋
いつか魔法がとけるなら
二人こうして抱き合って

舌の上で転がすたびに
ミルクボーロは味を出す
溶けてなくなるその刹那
時の巡りに夢が死ぬ

大人少女のままの胸
まこと淑やか耐えゆる苦悶
いつか女をやめるなら
時がくるまで男でいよう

大人少女は愛の群れ
ほんと鮮やか慈愛の波紋
いつか世界が終わるなら
響く秒針せき止めて

作詞 安駄鐘彦

スキ、サポート等々いつもありがとうございます。 今月はストレスもあり豪遊しすぎました。 来月が火の車なのでサポート頂けると心底助かります。