財務省の為替介入は失敗したのか?円キャリートレード巻き戻しのリスク 24年5月1日
4/29の月曜午前、大きく円は売られドル円160円台まで上昇したのち、午後に入り日本当局の為替介入により一時的に154円台までドル円は下落した。
いかにもセーリングクライマックスを付けたのち下落に転換したかのように見えるチャートではあったが、足元徐々に高値を切り上げており為替介入の甲斐なくドル円は160円台の高値更新をうかがう気配を発している。
今回の介入の懸念点
まず前提として今回の為替介入は日本円の信任をまもり安定化を図るため、当局の防衛の意志と実力を示すことが意義で