ハシモト

ことたります

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最近の記事

その後

前職を辞めてから約半年が経った。 転職活動がうまくいかずニートを経た私がどういう経緯で今生きているのか、記させてもらう。 【10月】 退職直後、様々な企業の採用フォームに応募を送る。面接に進める会社もボチボチあったがことごとく連敗。一社内定したが、なんか違くて辞退。 めんどくさくなって友達の紹介で不動産仲介の営業職で採用をいただいた。11月から勤務になり新たな一歩を踏み出した。 【11月】 不動産仲介を一日で辞めた。 職場の雰囲気最悪、パソコンを一日中睨んでいて激しい頭痛

    • 忘れられないの

      「君って虫みたいな声だよね」 「お前もう帰っていいよ」 「誠に残念ではございますが今回の採用は見送らせていただきます」 「死ね」 「今までありがとう」 「ジュースでも買ってあげれば許してくれるっしょ(笑)」 言われたことのある忘れられない個人的トラウマ級の言葉を並べてみた。 内八割は学生時代に受け取った言葉たち。なんでこんなに酷い言葉を人に向けることができるのだろう、と大人になった(物理的に)今、そう思うが自分も知らず知らずのうちにデリカシーのないカミソリ発言をしているのだ

      • 【vol.43】フェイクでもオカルトを愛せ

        求職中の私は面接終わりに東洋一の歓楽街に居た。 今となっては東洋一なんて謳われることに恥じらいを覚えてほしい街だが、なんだかんだで親しみがあり都内で最も訪れる街となっていた。 私が新宿に訪れる理由の殆どが映画館である。 新宿には映画館が10館もある。内3館がシネコンであり、映画を観るにはここ以上ないほど優れた街だと思っている。しかしながらこういった繁華街のシネコンに来る客の低質さは目に余るほどであるため大型の映画館はオススメしない。触れば怪我をしてしまうほど硬質化した髪

        • 【vol.42】恋人と別れた話

          最愛の恋人と別れた。 この記事を書いているのは振られたてホヤホヤの今である。この後悔を忘れないように。 数ヶ月前にこんな記事を書いていた。 別れた理由はこの記事に書いていたような不安が現実になり彼女を苦しめてしまっていたから。彼女の私生活の余裕がなくなり私に愛を向けることができなくなった、と。 実は一ヶ月前に距離を置くことになり、会っていなかった。 なんとなく、こうなることは予想出来ていたし覚悟もある程度決まっていた。が、涙は馬鹿みたいに流れ出るし胸にぽっかり穴が空いたよ

          【vol.41】社不、仕事を辞めるリターンズ

          2023-09-22 本日付けで退職しました。 厳密に言えば9月末までなのだけど有給消化で9/22で終わり。8月の時点で12日残っていた有給は散りばめられ、9月前半までで有給の残高は5日間に至るまで使用させられた。勝手に。 「人が足りないからまとめて有給は取れないよ」という一言は退職日間近まで働かせられることを私に示唆させた。 有給休暇の予定日も人が足りないとかなんとかで急遽出勤になることが何度もあり、最後まで振り回された。と、最後まで文句をつらつら綴るつもりだったのだが

          【vol.41】社不、仕事を辞めるリターンズ

          【vol.40】ようこそ大腸ポリープ、そしてさようなら

          先日、異常なまでの腹痛が私を襲い、日曜診療している消化器内科へ赴き診察していただいた。診察の結果、その翌週に大腸カメラをすることになった。 大腸カメラの概要は上記。 つまり、お尻にカメラを突っ込む…?ええ…/// 診察日から検査日まで一週間。その一週間は特にお腹の不調はなかった。レントゲンで大腸に影が見つかったわけでもない。お尻にカメラ突っ込むのも下剤で苦しむのも恐ろしい。もう検査を受けなくてもいいのではないか…?億劫になりそんな魔が差したがちゃんと前日の21時に下剤を服

          【vol.40】ようこそ大腸ポリープ、そしてさようなら

          【vol.39】自己満マシマシ超参考にならないサウナレポ

          約2ヶ月ぶりにサウナへ行ってきた。 皆さんはサウナに行ったことがあるだろうか。男性はあるかもしれないが、女性陣はサウナに行ったことがないよ〜って人の方が多い気がする。最近では「サウナで美肌効果が!」なんてことも謳われており女性サウナーも増えていっているだとか。フォロワーさんたちも興味が湧いたら行ってみてね。 都内に住んでいた頃は近所の仁岸湯や黄金湯のような銭湯サウナを訪れていた。サウナに行く頻度は多い時で一ヶ月に3〜5回、少ない時は一か月に1回… 話のテーマにサウナを選んだ

          【vol.39】自己満マシマシ超参考にならないサウナレポ

          引っ越して2日目で寝坊かましました。ツライツライ言っておきながら根源的な部分では案外世間のこと舐めてるのでは?変に気にしいな私のクソメンタル、べっこう飴みたいに溶けてなくなっちまえ。

          引っ越して2日目で寝坊かましました。ツライツライ言っておきながら根源的な部分では案外世間のこと舐めてるのでは?変に気にしいな私のクソメンタル、べっこう飴みたいに溶けてなくなっちまえ。

          【vol.38】この味は!引っ越しが完了した『味』だぜ…!

          本文ともこのふざけた題名とも一切関係のないことなのだが、最近僕をフォローしてくださる方が知らぬ間に増えている。どういう道のりを経て僕に辿り着いたのかはいささか疑問だがはじめに感謝を申し上げます。見つけてくれてありがとう。 Instagramの写真垢(知る人ぞ知る)への滞在時間がピーク時の2割にも満たなくなってきた今日この頃、要因はいくつもあるのだが最も大きな要因が『引っ越し』である。引っ越しの準備や手続きに追われてSNSや趣味がかなり疎かになっていた。僕はこう見えてもまあま

          【vol.38】この味は!引っ越しが完了した『味』だぜ…!

          ゴールデンウィークが終わり、僕は既に絶望感に苛まれている。合法的5連休はなんて心地の良かった時間だっただろうか。それに比べてなんだ今週は。 嫌いな仕事を潰れかけながら片付ける。世の人間全てに憎悪を抱きそうな今日。明日もきっとそんな今日になる。そんな毎日で死んでいくって本当?

          ゴールデンウィークが終わり、僕は既に絶望感に苛まれている。合法的5連休はなんて心地の良かった時間だっただろうか。それに比べてなんだ今週は。 嫌いな仕事を潰れかけながら片付ける。世の人間全てに憎悪を抱きそうな今日。明日もきっとそんな今日になる。そんな毎日で死んでいくって本当?

          【vol.37】恋人ができたんだ

          「本気で好きと思う子なんだ」 2年弱ぶりに恋人ができた。 この2年の間、自称恋多き男である私は何度か人を好きになったことがある。が、私から好きになる恋は絶対に実らなかった。 相手が私に一方的に好意を向ける恋も同じく上手くはいかなかった。 今年の春も煮えたぎる憎悪を秘めながら周りを羨ましく嘆く予定だったが、私にも春が来た。春に置いていかれなかった。いつぶりだろうこんなにも清々しい春は。 今の恋人は友人の紹介で出会った。 趣味で撮っている写真を投稿する用のInstagram

          【vol.37】恋人ができたんだ

          【vol.36】呑まれ飲まされ吐き沈み

          平日の飲酒、それは小さな幸せと大きな明日への不安と負担を孕む。 職場の付き合いで平日にも関わらず僕は21時までお酒を飲む。お酒に呑まれる。飲酒によるメリットは精神的浮遊感と酔っている自分に酔えることくらい。メリットに反してデメリットは大きい。二日酔いや行動が鈍くなることである。そして一番の問題は本日は平日真っ只中の水曜日。明日も仕事だということだ。金晩や土晩なんていくらでも死んでいい日なので次の日に予定がなければ多少無理な飲み方もするのだが、平日は違う。 平日は5時~5時5

          【vol.36】呑まれ飲まされ吐き沈み

          【vol.35】少女は卒業しないし私は春を退ける

          「あの頃、ここが世界のすべてだった」 先日、『少女は卒業しない』という映画を観てきた。原作・朝井リョウ、主演・河合優実の青春(?)群像劇である。4人のメインキャストと共に、ひとつの「卒業」の形を創り上げる。 僕は高校生活、大した思い出はない。友達もほとんど居なかったし、高校生らしいことをした記憶がない。しかし、恋はしていた。一年生の頃『All You Need Is Kill』という映画を観たあとに告白してそこから三年間を共に過ごした人がいた。大きな記憶といえばそれくらい

          【vol.35】少女は卒業しないし私は春を退ける

          【vol.34】note開始一周年記念

          久しぶりに開いてみたら「1周年記念」みたいなバッジを取得した通知が来ていた。noteを始めて一年が経っていた。あっという間であった。1年前の今、どんな感情で溢れていたかも思い出せるほどに少し前のように感じる。もちろん生きている最中は時間の長さに嫌気が差しているのだが、後から思えば全ては一瞬である。むしろ本当に起こっていた事象なのかすら怪しい。自分の思い込みや妄想は何割含まれているのだろうとたまに自分を疑ってしまう。 というのも、私は一度、自分で撮っていない写真を本気で自分が撮

          【vol.34】note開始一周年記念

          【vol.33】卑屈なおめでとうはよしてよ

          あけましておめでとうございます。 またもや新しい年が訪れ、その時代に乗り込んでしまった。時間の単位に対する気分の重みは概念的なものに近いけどそれでも「あと一年」と考えるととても長く感じる。感じた憂鬱とは裏腹に時間はものすごい速さで過ぎて行き一年後の僕は「あっという間だった」と呟くだろう。ああ、今年も理想的ではなかった、と。 さて、お正月イベントのひとつ言っていいかは定かではないが、大晦日、寝ている際の最大の博打『初夢』。 何日までとか定義があるのかは知らないが、2023年

          【vol.33】卑屈なおめでとうはよしてよ

          【vol.32】2022年より、忘却の彼方へ

          年の瀬を迎えて みなさまどうお過ごしでしょうか。 私はようやく仕事納めです。 年末年始休暇に入ると毎年実家に帰省するのですが毎回のことながらやることもなく、ただ時間だけを消費させてしまいます。飲酒よりも喫煙よりも、退屈と孤独が寿命を蝕む一方です。 ですから来年からは実家に戻らずに親しい間柄の者どもとわいわい過ごそうかと思います。親に会う機会をこれ以上減らしたくないという葛藤にも悩まされますがまあそれは追々考えましょう。 「2022年を漢字一文字で表すと」 って何かとよく聞

          【vol.32】2022年より、忘却の彼方へ