ノンデザイナーにも読んで欲しい!進行を円滑にするためのデザイン本5選!
こんにちは!and factoryデザイナーのいしだです。
and factoryのデザイナーは、アプリディレクターやエンジニアだけではなく、経営陣やコーポレートなど、社内だけでもたくさんの職種の方と一緒に仕事をする機会の多いポジションです。
その際に生じる大きな課題の一つとして「コミュニケーションの難しさ」があります。
ノンデザイナーの方は、「デザイナーとのコミュニケーションが難しい」「思っていたのと違うデザインが上がってきてしまった」そんな経験がある方も多いのではないのでしょうか?
そんな方に向けて、今回は「ノンデザイナーにも読んで欲しいデザイン本」を5冊ピックアップしました!
今回は、「基礎」「文字」「配色」「フィードバック」「資料」の5つのジャンルに分けて、それぞれ1冊ずつご紹介していきます。
デザイナーからデザインの意図などを言語化して伝えることは、もちろん重要なスキルですが、お互いに認識を合わせることで、さらに良いコミュニケーションができるはず。
デザインの理解度をあげて、仕事を効率化させていきましょう!
デザイナーの方にも、デザイン初心者の方にも役立つ内容かと思いますので、参考にしていただけると嬉しいです◎
基礎編:なるほどデザイン 目で見て楽しむデザインの本。
デザインを学ぶにあたって、ぜひ手元に置いておいて欲しい1冊です。
デザイン入門として、さらに詳細な本はたくさんありますが、ノンデザイナーさんにとって、デザイン本ってハードルが高いですよね。
ですが、こちらの本はサブタイトルの通り「目で見て楽しむデザインの本」なので、見ているだけでもデザインの基礎を学ぶことができます。
難しいデザインの言葉ではなく、わかりやすい例えもたくさん出てくるので、ノンデザイナーさんでも読みやすい内容になっています。
1冊読みきった頃には、電車の中吊り広告や、テレビCMなど、街中のデザインが気になってしまうくらい、デザインが身近なものに感じられると思います。
文字編:知りたい タイポグラフィデザイン
皆さんは、文字一つでもかなり印象が変わるって知っていますか?
このように、与えたい印象によって、文字だけでもデザインが重要なことがわかると思います。
この本はフォントの選び方から、どのように文字を組んだら効果的かなど、文字にまつわるデザインの基礎が身に付く1冊になっています。
例えば、文字周りのデザイン修正をお願いしたいけど、どう伝えたらいいかわからない場面。
知識があると「抜け感が欲しいので、文字間をあけたい」「インパクトを出したいので、見出しを大きくしたい」など、具体的に依頼することができ、スムーズに事が運ぶはず!
配色編:3色だけでセンスのいい色
色の数はどのくらいあるかご存知ですか?
実は、WEBの世界(RGB)で表現出来る色だけでも1677万色。
自然界でいえば、無限大と言っていいほどの色が世界には存在します。
そんな大量の色の世界にも関わらず、たった「3色だけ」でセンスよくなれるのがこの1冊。
この本では、ナチュラルやポップ、季節の色などバラエティーに富んだ様々なテーマで配色が紹介されているので、色の知識がない方でも、迷わずにイメージにあった配色を見つけることができるようになっています。
テーマごとの配色を眺めていくと、色にもイメージがあるということが理解できたり、配色だけではなく、色に関する学びがたくさん得られると思います。
デザイナーへの依頼や、クライアントへ提案する際の参考になること間違いなしです!
フィードバック編:赤ペン添削でわかりやすい! 選ばれるデザイナーへの道
デザイナーへの修正依頼が、うまく伝わらない、伝えられない。
そんなお悩みを持った方におすすめしたい1冊です!
クライアントとデザイナーは直接やりとりをしないことも多いので、伝わらない情報が多くなりがち…。
プロジェクトの進行管理をされている方などは、クライアントとデザイナーとの板挟みで、難しさを感じる場面が多いと思います。
しかし、デザイナーの立場からすると、修正の背景や意図がわかるだけでも、デザインのパフォーマンスがかなり違ってくるので、情報の共有はとても重要。
この本では、修正の背景や意図を伝えるためのフィードバックやコミュニケーション。それによってデザインが改善されていく過程が、丁寧にわかりやすく紹介されています。
情報共有やフィードバックの仕方を考えるきっかけになる1冊です。
資料編:一生使える 見やすい資料のデザイン入門
ここまで4冊を紹介してきましたが、「デザイナーじゃないし、デザインの知識を入れても意味がない気がする…」と思った方もいるのではないでしょうか?
でも考えてみてください。
ノンデザイナーの皆さん、資料を作る機会ってかなり多いのではないでしょうか?
そんな方でも実用的かつ、すぐに役立てる1冊を最後にご紹介します!
こちらは、資料のデザインに特化した本になっているので、どなたでもすぐに実践できるテクニックが詰まっています。
デザインで大事な以下の「4原則」が網羅されているので、デザインの基本を学ぶ本としてもオススメできる1冊です!
実は、この4原則を守るだけで、見た目だけでなく、読みやすさ、伝わりやすさが格段に向上します!
たかが資料、されど資料。
資料でもデザインを加えてみると、説得力がかなり増します。
デザイナーへ資料作成を依頼する際にも役立つ1冊だと思いますので、ぜひ一度読んでみて欲しいです。
おわりに
『デザイン』と聞くと、難しそう、ハードルが高そう…など思ってしまいがちですが、実は日常に溢れていて、すごく身近なものだったりします。
まずは難しく考えず、デザインに触れる最初の一歩として、今回ご紹介した本を読んでみていただけると嬉しいです!
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