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注目飲食店紹介②『ティムホーワン』

2019年6月30日

今日は、点心が有名なお店「ティム・ホー・ワン」を紹介します。
http://timhowan.jp/

香港のミシュラン獲得店で、昨年日本に初上陸し、日比谷と新宿に出店しています。
先日新宿の方に行ってみましたが、、、行列が出来ていたのでテイクアウトだけしてきました。
日比谷の方はもっとスゴイらしく、数時間待ちの行列だそうです。

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看板メニューの「ベイクドチャーシューパオ」を食べましたが、サクッとした食感と中の甘い餡が非常に美味しかったです。

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この店の特徴は、「本格的な点心をリーズナブルに食べられる」ところです。
1500~2000円で、本格中華が食べられるのですから、コスパ抜群です。

オーナーは元々、香港の高級ホテルなどで点心師として活躍していた人ですが、「美味しい点心を大衆に食べてもらいたい」と思い立ち創業したのが「ティムホーワン」です。

その仕組みはビジネス的にも注目されていて、高い食材を使わずに原価を下げて安い価格を実現し、高い技術と試行錯誤によって高級店に負けない味を作り出しました。
それがお客様に支持されて、圧倒的な集客により利益を上げているのです。

今月の月刊食堂にPL(損益)が出ていましたが、他の繁盛店に比べてFL(原価、人件費)比率はかなり高かったです。
点心を一つずつ手作りしているので、厨房には常に10人以上の点心師がいますので、人件費は高くなりますね。

利益率は低いですが、その分客数増により売上を上げているのでビジネスとしては十分成り立ちます。

たまごけんと理念的には似ているかなと思いました。
「大衆に向けて安く美味しい物を提供する」という所は共通していますが、飲食店の規模としては違いますね。

それは、うちが提供している商品がオムライスという単品料理で客単価の上限が低い(基本1人1品)ため、大規模店だと運営が難しいのです。
ティムホーワンは点心をメインとしながら他の中華料理もあるので、一人当たり複数品頼みドリンクも出るため客単価が上がりやすいという仕組みです。

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