おめざブログ

おめざブログ 2019年8月21日

更新2日目だ。2日目にして連続更新の危機が訪れていた。出勤時間が特別に早いのである。7時半には京都の烏丸というオフィス街へ行かなくてはならない。会社で発行している地域情報誌のフリーペーパーを街頭配布するためだ。1時間半の間、道ゆく出勤途中の人たちに配り続ける。

街頭配布は3度目くらいになるが、まあ朝からみんな疲れた顔をしている。自分が待ちかまえている場所が、地下鉄を降りて地上を出る階段をあがった先なので、満員電車や階段で息切れしているんだろうか?とも思ったが、そればかりではないだろう。つくづく現代社会の闇がここにある、と思う。働き方改革の指標は通勤途中の人の顔をモニタリングすればいい。そしてこれを読んでいる人は、ちょっと通勤途中に自分の顔を意識してみてください。

さておいて朝が早いといえば、自分の好きなラジオCMがあるので、紹介しようと思う。

女の子:日曜日、部活があるので早起きした。

  SE:トントントン(朝食の準備をする音)

女の子:もっと早起きしてる人がいた。

  母:「あ、ごはん炊けたよ。」

  NA:東京ガスが8時をお知らせします。

コピー年鑑2014から引用した。頑張る娘の姿と、それを支える母の姿が、すぐ目の前に思い浮かぶ。

「もっと早起きしてる人がいた。」という発見は、本当にふとしたことに過ぎないと思う。けれども多くの人にとっては、思い返してみれば似たような経験は誰でもあるのではないだろうか。

何も朝から女子高生のようにきゃっきゃとはしゃぎながら通勤せよ、と言っているのではない。ほとんどの人は無表情で朝を過ごすものだが、ちょっとだけ意識を張って何か目新しいものを見つけられると、いい朝が迎えられる気がするのだ。



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