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#鑑賞記録

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ドラマや映画などを鑑賞した感想を書いています。 それらの作品を観たいと思ってもらえると嬉しいです。
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記事一覧

映画「Perfect Days」

二時間十五分の間、静かに、役所広司さん演じる主人公と一緒に生活をした。 そんな映画でした…

映画「君たちはどう生きるか」

ワンダーランドなジブリワールドにどっぷり浸かることができる映画でした。 そんなに多くのジ…

映画「アシスタント」

とても静かで暗くて息が詰まるような一時間半弱の映画。 大きな映画会社の会長のアシスタント…

映画「銀河鉄道の父」

まだぼーっとしています。 泣きすぎました。 役所広司さんと菅田将暉さんの、演技ということす…

映画「Everything Everywhere All At Once」

映画「RRR」に勝るとも劣らない荒唐無稽さ。 観終わっても何が何だかさっぱりわからない。 最…

映画「すずめの戸締まり」

この映画を観たのは一ヶ月以上前なので、既に記憶が曖昧です。なぜか感想文を書き忘れていたよ…

映画「RRR」

いやぁ、もう圧倒され過ぎて、映画を観終わったときには、笑いしかでてきませんでした。 自分の理解を超えるものを体験したとき、人は笑ってしまうものなのかも知れません。 帰りのエレベーターの中でも、ほかのお客さんが、口々に、 「面白かったぁ」 「あんな展開あり?」 「あのシーン、、、、」(笑いで会話が続かない) と盛り上がり、つられて笑ってしまうほどでした。 本編ではIntermissionと表示される箇所があり、どうやら、インド本国では間に休憩があったらしいのですが、日本では

映画「モリコーネ 映画が恋した音楽家」

エンニオ・モリコーネと同時代に生きていられたことの幸運をかみしめた二時間半でした。 これ…

映画「Dr.コトー診療所」

いい映画でした。 長く続いているシリーズものだけのことはあります。 美しい景色と、ストー…

映画「エンドロールのつづき」

「ニュー・シネマ・パラダイス」と「スタンド・バイ・ミー」が合わさったような印象を受けたイ…

映画「She Said その名を暴け」

実話だということが、何より心を重くします。 これは映画と言うより、ドキュメンタリーです。…

中島みゆき 劇場版 ライヴ・ヒストリー 2

めずらしく開演時間に遅れそうだったので、駅から映画館までずっと小走りで、席に着くころには…

映画「母性」

湊かなえさんの本領発揮という作品でした。 「告白」を読んだときの濁流に飲み込まれる感じを…

映画「ザ・メニュー」

胃の奥の方からうっすら吐き気が湧き上がるような不気味な怖さが、観終わってからも持続します。 いやぁ、怖かったぁ。 それも一種類の怖さではありません。 何種類ものメニューが登場するコース料理。 ひとつまたひとつとメニューが増えていくたびに、人間そのものを根底から信じられなくなっていきます。 できれば目をそらしていたい、人間の根源的な悪質性を、一品ずつ、いやがおうでも見せつけられていきます。 そしてあなた自身も、それを見過ごすことはできません。 なぜなら、誰にでも覚えのあ