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上書きしたくない思い出の映画

私は映画が好きだ。
それ以上に私は映画館で観る映画が好きだ。

大人になって、一人で観る方が気軽にサクッと観られるし、なんと言っても落ち着いて観られる。

年間20本ほどは映画館で映画を観る。

高校生の時に初めて
一人映画を体験してから、十数年が経ち
何十本の映画を一人で観てきたが、
ふと鮮明に思い出すことができるのは、
家族と観た映画である。

家族と映画館で観た回数は、おそらく10回にも
届かないと思う。
おそらくその半分は小さい頃に観た
アニメだろう。

でも私がここで伝えたい
映画にまつわる思い出は、
大人になってから父と兄と3人で観た
『プリズナーズ』だ。

おそらく知らない方が多い映画かもしれない。
ただ映画好きの私からすると、
この映画は、
絶対観るべきサスペンス映画なのだ。

いつも甘いマスクで魅了する
ヒュー・ジャックマンはどこへ?と思うほど
狂気的な父親役を演じている。

このコンテストに参加するにあたって、
本作の公開日を調べてみた。

2014年5月3日

9年前のGW
実家に帰った私は、
特にやることもなく、暇を持て余してた私が
ふと気になった映画をその日たまたま家にいた
兄と父を誘って映画館に足を運んだのだ。

その少し気になった程度の映画が
ものすごい衝撃を与えてくれたと同時に、
普段ノリが悪い兄と父という意外な組み合わせが
9年経ってもなお鮮明に思い起こされる。

その衝撃と思い出に上書きしまいと
サブスクで『プリズナーズ』が配信されようとも
未だに2回目の視聴は拒み続けているのである。



#映画にまつわる思い出



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