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コーチングは曖昧さを潰していく作業だと気づいた

以前経験したコーチングの素晴らしさ。
自分も学んで他の人の助けに慣れたらいいな。

そんな思いからコーチングを学習し初めて半年以上経過しました。
セッション数も40件近くこなし、順調にクオリティーも上がってきたのではないかと感じています。

新たなスキルを習得する時、回数と時間というのは非常に重要なことで、今このタイミングだからこそ、コーチングってそういうことかーって発見することが日々ありまして。
昨日は本屋さんで立ち読みしている時にその瞬間が訪れました。


言語には2種類あるということ

文章の書き方に関する本に書いてあったことです。
要約すると、

①だいたい同じイメージを想起させる言葉
②人によって解釈が異なる言葉
といった2パターンの言葉があるよ。

ということ。

例えば、
①はコトやモノを表す言葉。
「海」「山」「学校」
なんて言葉でイメージするのはだいたい同じですよね。

また、感情を表す「楽しい」「嬉しい」「悲しい」なども、程度の差はあれ、だいたい同じイメージを持っています。
(楽しいと言われて、辛いことがあったって思う方はよほどのM気質じゃない限りないですよね?w)

一方で、②を表すのは
「すぐに」「なるべく早く」「全力でやりきる」
といった言葉。
これらは、人によって解釈が異なります。

全力でやりきります!
と宣言した部下の仕事っぷりを見ていると、どうにもちんたらやっていて、本気に見えないぞ!
なんてイライラする上司。
結構ありがちな光景じゃないでしょうか?

これは、お互いの「全力でやりきる」の解釈の違いがあるから起こってくる問題です。

曖昧な言葉を具体的に変換する

こういった人によって解釈の違う言葉=曖昧な言葉をより具体的に明確にすることが、コーチングセッションで行われていることです。


「なるべく早く、売り上げを伸ばすために全力で働きます」

とクライアントが話したら、コーチはすかさず、

「なるべく早くとは、いつまでにしますか?」
「売り上げを伸ばすとはいくらですか?」
「全力で働くとは具体的にどういうことですか?」

と、もやっとしたゴールをより明確なゴールに書き換えるお手伝いをします。
期日という時間設定と、数量など定量的にわかる数値設定をすることで、ゴールの瞬間をより強く明確にイメージしてもらうのです。

そのため、コーチはクライアントの言葉選びにはとても慎重に耳を傾けています。


なんてことを、
無意識のうちにやっていたんだな、ってことに気づきまして。

自分の目標設定の時にも、曖昧でゴールがぼやっとしていないか、振り返ってみることが必要だな、と感じたのでした。


↓私がコーチングによって人生変わった経緯について↓



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