重度心臓病(心不全)を"心筋シート"貼り付けで治療へ
心臓病(心不全)は、ほぼ大半が、心臓移植でなければ治療できません。
しかし、心臓移植のドナーは限られていて、大半の人はドナーを見つけられず死へと。
なかでも、重度の心臓病(心不全)は、命の危険の日々です。
その重度の心臓病(心不全)患者に、他人の細胞でつくられたiPS細胞を用いてシート化(心筋シート)し、心臓表面に張り付けることで治療を行う方法が、開発されて、厚生省の条件付き認可を得て、健康保険も適用されました。
開発したのは阪大の澤教授とそのグループ。
現在は、医師による治験の真っ最中で、3人の患者に、心筋シートが移植されて経過観察されています。
この結果をみながら、あと7人(合計10人)に移植されて経過観察されます。
平行して、大阪大学発再生医療ベンチャーのクオリプス(東京都中央区)が設立され、各社からの資本参加を得て、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った心筋細胞シートの3年後の実用化に向けて、研究を加速させる。
また、第一三共が、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った心筋シートの事業化に乗り出します。
さらに、手術の負担の少ない「内視鏡手術」も、京大で開発されていますね。
この、他人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った心筋シートの実用化がスゴイのは、他人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)は、京大が大量提供可能で、緊急事態でも対応可能。
そして、心臓だけでなく、ほかの臓器や体組織に応用できるということです。
あと2~3年後が楽しみですね。
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