暗闇にうごめく刺客たち! ノラネコとアオサギ
夕方の、阿鼻叫喚でウミネコがウンチ投下しまくりのエサやりが終わると、宇田川河口は暗いとばりに覆われて、明かりは周辺の防犯灯のみのプチ暗闇状態。
そして、このときをみはからったように真っ暗闇の中から姿を現す2匹(羽?)の刺客たち。
一人目?は、暮れなずむ宇田川の護岸道路にうずくまり、こちらの様子をうかがう白っぽい影。
もう一人?は、河口の砂浜の川筋沿いをゆっくりと私にしのびよる、背の高い黒っぽい影。
護岸道路にうずくまる白っぽい影は「ノラネコちゃん」。すぐそばの木材工場に住み着く白猫(尾っぽと耳が黒色)。
ビミョーに警戒心があるので元飼い猫?。
なにせこの工場、この夏は「ヨチヨチ歩きのヒナ達を連れたカルガモ親子」が出てきたほどのミステリアスゾーンな工場です。ヒナの2羽が迷子になり救助して親のいる川に投げ込みましたが、ヘタに迷い込んだら、パラレルワールド(多重世界)に飛ばされてしまうかも(汗)という雰囲気が満々。
それと、この工場の元主のノラネコちゃん(メス)が、海辺の砂浜のイタチ専用貯蔵庫の穴から、首だけ出した死骸状態で発見されたりとか、生死が交錯する世界です。
もひとつ、ついでですが、この河口の西岸の護岸には、行方不明の若い女性の白骨化した死骸が引っ掛かってたとかいろいろ由緒のある場所ですよ。 ある霊感バリバリの女性によると、河口の西岸の護岸には「大型の黒い犬」が見えるとか(汗)。
まっ、その程度のことでは、まっ暗闇の無人の河口でも驚かない私です。なにせ、この砂浜には過去100体近くの死骸(もち、人間は少ないはず? オイオイ)を地中深く埋葬してますからね。彼ら、暗くなると語りかけてくるんですよ(オイオイ)。
前ふりが長くなり過ぎましたが、護岸道路にうずくまる白っぽい影の「ノラネコちゃん」。
まだ数回しか話してない(汗)のでオスorメス不明ですが、ビミョーな警戒心なので、たぶん元・飼い猫とみてます。
私から2mほどの護岸道路の真ん中で、へたり込み待機。エサを投げてやると咥えて、少し奥のほうでムシャムシャ。暗くなって出動し、工場の残飯を食べたりしてるんでしょうね。
こちらは淀江海岸のヒミツの猫屋敷のキレイな猫たち。
河口の砂浜の川筋沿いをゆっくりと私にしのびよる、背の高い黒っぽい影は、帰って来たアオちゃん(三代目アオサギ)。
夏過ぎの河口での縄張り争いに敗れて失踪。そのアオちゃんが数カ月ぶりで復帰しました。まだ以前ほどの親近感を見せてはいませんが、かなり近場にまで接近して「私からの魚」を待ってますね。
アオサギとしては、先代の二代目アオサギのほうが慣れてましたね。なにせ、近所の漁師さんの家の扉が開くのを、玄関で辛抱強くまつくらい人慣れしてましたからね。その家の魚のアラが目当てでした。
このノラネコちゃんやアオちゃん(三代目アオサギ)、環境に慣れれば日中にも出没して撮影モデルになってくれるはずなんですが。
(この記事は3年前の冬季2016年11月のものです)
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