"乳がん"に「遺伝子検査」は常識?
現在の欧米での乳がん治療では、「遺伝子検査(オンコタイプDX)」スコアによる治療の方針決定が常識となりつつあります。
この「遺伝子検査(オンコタイプDX)」のスコア(0~100の点数)により
①10年以内のガンの再発率(可能性)
②化学療法(抗がん剤)の有効性
の概要が判ります。
そして、50歳を境にしてスコア範囲は変化するものの
■低再発リスクの患者⇒ ホルモン療法のみ
■高再発リスクの患者⇒ ホルモン療法と化学療法(抗がん剤)の併用
という棲み分けができつつあり、副作用の激しい化学療法(抗がん剤)の使用は大幅に減少しています。
逆に、米国では、再発スコアの低かった患者さんが、化学療法を実施されたとして「医療過誤」で訴訟を起こすケースも(汗)
ただし、患者さんや医療関係者は一番大事な点を見落としていますね。
つまり、ホルモン療法だけとはいえ、その患者さんの免疫力が低い「ガン体質」はそのまま温存されているので、10年以上先の将来的なガンの再発や他の重大疾患の誘発による死亡リスクは高いままという(汗)
そういえば、「抗がん剤治療とホルモン療法をやめた南果歩さん」も有名です。また、転倒事故(大腿骨骨折)の体調悪化でお亡くなりになられた(全身ガン)樹木希林さんも標準治療を拒否されてましたね。
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