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解決方法:写真の部屋(無料記事)

日本テレビ、24時間テレビの新聞広告撮影。陸上競技場でのロケハンの際に、義足をつけて座れる場所を考えていたのですが、あまりいい角度が見つかりません。しばらく考えてからある方法を思いつきました。

人物は光のいい場所にいながら、窓ガラスにトラックの雰囲気を写り込ませればいいのでは、と。

写真を撮るためにレンズを向ける方向はひとつしかありませんが、画面の中に写るものは選択できます。そのひとつが鏡や水面など反射が起きて他のモノが入り込む状況です。ビルのミラーになっている外壁や雨に濡れた路面などは初心者の頃には面白いのでつい撮りがちなのですが、それは写真の面白さではなくモチーフの魅力だと気づくとだんだん撮らなくなります。

私も仕事でこういった「反射」を使った解決をしたことがなかったのでとても新鮮な経験でした。


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写真の部屋

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人類全員が写真を撮るような時代。「写真を撮ること」「見ること」についての話をします。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。