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不思議な人々:Anizine

さっき、連続殺人鬼をテーマにした映画を観た。なかなか面白い筋立てで地味だけど悪くなかった。いつも見終わってからレビューを読む。自分が見逃していた細かい部分を書いてくれる人がいるからだ。「ああ、あそこはそういう意味があったのか」と気づかせてくれる。それは映画の表面的な部分ではなく、ふとした行動が、「実は民族的にこういう対立があったからだ」といったような深い洞察にも出会えるので感謝している。

映画は観た人の知識によるから、たとえばフランス革命を知らない人と詳しい人がマリー・アントワネットの物語を観たら、知っている人の方がより楽しめるというだけで、どちらでもいい。

そこでだ。今日の映画のジャンルでは典型的な「謎解きオタク」が多数登場していた。彼らの発言をいつも不思議に思っている。

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Anizine

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写真家・アートディレクター、ワタナベアニのzine。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。