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罪悪感in 回転寿司

   回転寿司屋で一年くらい前に初めてオニオンサーモンを口にした時の感動は今でも忘れない。薄く切られた玉ねぎたちが、サーモンと言う名の牛に乗り、干支の鼠の様に一等賞で私の口内と心を埋め尽くす。見かけだけで実際密度はスカスカだけれど、あの玉ねぎでおめかししたボリューム感が堪らなく好き。沢山口にほおばれる幸せの権化かのような存在。誰でもカービィ気分を味わえます。

ほんとはずっと前から食べてみたいなーって思っていたけれど、ずっと手を出せないままでいた。冗談みたいな理由なんだけれど、どうか聞いてくださいまし。



なんと!  あのオニオンサーモンがただのサーモンと全く同じ値段でございますのよ!!!

出典:はま寿司

(ちなみに、調べてみたらくら寿司だけちょい高く設定してた。)
  
サーモン=100  なのに、如何にして スライスオニオン+マヨ+サーモン=100 なのか。そして、明らかに手間がかかっているのに値段を変わらず提供しているせいで、それを知った上で故意に注文する事に対して、働いている人の気持ちを考えるとなんだか申し訳なくなってきて、ずっと頼めないままでいたのです。
右下の山わさびに関してはまあ、セルフでもかけれるし、まだ全然許容範囲内だと思うけれど流石にオニオンサーモンはやりすぎ。

   本来、こういう裏技みたいなので得をする事に気付いた時って内心だけでも喜ぶべきなんでしょうけど、なんか自分は昔から罪悪感とかが勝ってしまうんですよね。しかも、変な状況に限って、変に拗らせた良心(?)が出てくるからどっかで損してる事多そう。人生って結構図々しく生きた方がいい。

あと、これはたくさんの人が共感すると思うんだけど、幼い頃からずっと家族で回転寿司食べに行く時とか自分が会計しない時は180円の皿とか一回も注文したことがない(自分が払う時でも質より量やろって思ってるところがあるので、大抵100円の皿しか食べてません)。

多分だけど、性格診断テスト作れるんじゃないかってくらい、回転寿司屋は性格が出ると思う。
高い皿頼むかもそうだし、お冷を飲むか暖かいお茶
かもそうだし、寿司だけでもお腹を満たす人も、茶碗蒸しや軟骨の唐揚げ、ラーメンなどのサイドメニューを多めに食べる人ってのも居る。あと、同じネタをたくさん食べる人も結構いるよね。自分は色んな味を楽しみたいからいつも違う種類のネタを被らないように食べてるけど。


   かっぱ巻きとか誰が食べんのーって思ってたけど、意外と食べてる人もいる。〆に食べると口がさっぱりするらしい。
人間って十人十色っすね〜〜〜

2024/03/03


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