どうにもならない夜

明日が来るのが怖い
とにかく不安で仕方なくて
気づけばずっとソファで蹲っていた
明け方4時半を指す時計
眠気は全くなく、ただ一日の始まりが恐ろしかった

酷い時は毎日の睡眠時間が2〜4時間だったと思う。
元々ロングスリーパーだった私がこの短い睡眠時間で働いていられたことは純粋に不思議だった。

夜、とにかく眠れない。
眠れないというより、眠らない、が正しいかも。
私は仕事の関係で朝8時くらいに起きる。
だから基本深夜2時には寝るような生活を送っていた。

それが段々と崩れてきて、結果朝の5時位まで起きてることが増えた。
でもそれはベッドに入ってるのに眠れない、というような不眠症のそれではない。
ベッドにすら入れない不安。
私の場合はそもそも「寝る」という行為に不安を感じていた。

寝たら明日が来てしまう
明日の準備で何か不備があるかもしれない
起きれないかもしれない

という基本的なことから、

鍵をかけ忘れてるかもしれない
家に強盗が来るかもしれない
火事になるかもしれない

そんな突拍子もない不安もあった。

実際大半を占めてるのはよく分からない不安と恐怖。
ただ寝ることが不安で
ただベッドに入って眠りに落ちることが怖かった。
何もかもが不安で怖い。

その反動か、休みの日の寝る時間は凄かった。
普通に12時間以上は寝る。
深夜に寝て夕方に起きるのが殆どだった。
すごく長く寝るために起きる時は体が不調でならなかった。
気だるさと不快感。
でも顔を洗いに行く気力も歯を磨きに行く元気もない。
起きてから数時間はベッドでゴロゴロしてる。
そうもすると呆気なく休日は終わりを迎えるのだ。

現在は少し落ち着いてきてる。
おそらく月初めだから。
先月もその前の月も月初めは落ち着いていた。
だからこそ、これからが怖い。
底知れない恐怖が心臓を鷲掴みにするような感覚に陥る時がある。
今月はやっていけるのか。
少しでも言葉を吐き出して、
上手く自分と付き合っていかなければならない。
頑張らなければ。