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おばちゃん、転職活動を始める~在宅勤務その20

来年2月末をもって会社都合退職が決まったおばちゃん。

時短の業務を朝一番に移動させて、転職サイトと格闘を始めた。

年齢的に、仕事的にどこに登録すると良いのか?の調べから始まり、受けてみたい仕事がある案件があるサイトを開くも、20~30代歓迎では門前払いなのはわかっている。年齢だけでいったら、シニアとか主婦向けとか、ありとあらゆる情報があるサイトから年代を絞って件数の多いサイトとか。

転職エージェントもある。派遣もパートもアルバイトも。へたすると派遣のほうが手取りが良い場合もあるし、紹介派遣は嘘っぽいし、契約社員だと満期があるから、次の保障がないので、まずは正社員で探すことにした。

安くても、定年までいられる会社。おばちゃんでも勤まる会社。

いくつか転職サイトに個人情報を入力していく。それぞれ、入力方法が異なるからけっこうな労力と時間がかかる。おばちゃんくらい長く働くと会社数もそれなりにあるし、業務説明も詳しく書くと日が暮れる(笑)

7つくらい登録しただろうか。つかれた。今日はもうやめよう。

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翌日、望んでいない、きっと誰にでも送られているであろうオファーが数件提示されたメールとともに、エージェント系からは紹介なし、のさらっとしたメールがきていた。文章を読むと、まったくお呼びでない感があふれでていて、笑ってしまった。ある程度わかってはいたけれど、ごめんね、担当さん。そして、おばちゃんはしょげていた。

用無しと言われた気分だったのだ。誰からも「もういりません」といわれたように感じた。新卒就活で100社落ちた学生さんの話をきいたことがあるが、これに近しい。当然、学生さんのほうが夢やぶれて感は強いだろう。でも、おばちゃんの見ている案件は、みんな第2新卒や若い子の育成を目的にしているものも多い。

おばちゃんは、生きるために働くのだ。将来はこんな仕事をまかされたい、そんな気持ちはない。今はただただ生活をするために仕事をする。

だめなら生活保護やら、行政を頼る方法もあるだろう。おばちゃんは、一度だけ、役所に生活保護の相談に行ったことがある。まだ娘が学生だった時、給料のサイクルが変わるということで、月末のカード払いがうまくまわらなくなった時。会社の午前休をとって、先のことや、一時的に無利子の貸付を受けられないかと思って、役所に行ったのだ。

軽くあしらわれて、くいついて計算してもらった結果、生活保護申請するには2万円ほど手取りが多く、家賃が3万円ほど規定をこえてたため、申請不可と言われた。これ、実質、1万円分の計算で生活保護枠じゃね?と思ったが、引越ししないといけません、貯金はあってはいけません、親族に確認があります云々、「まずは、生活を見直してもっと質素にしてみましょう。バイトもしましょう」的な回答を得て、しずしず帰宅した。

娘に生活保護を受けさせるという手もあることは、別の人から教えてもらった。一人で行くから突っぱねられるけど、相談員さんと二人で行けば書類は受け取ってもらえるともきいた。いろいろ方法はある。ほんとに最後の手段だ。

焦れば焦るだけ、家が荒れる。求人案件見ているだけで時間がどんどん過ぎる。でも、私は2月まで今の会社で整理がある。

娘もイライラしているし、協定を結んだ。毎日探さないこと。必要以外の案件を口にしないこと。本格的に探して応募するのは1月からとし、年内は登録や、体力づくりにいそしむこと。

テレワーク案件なんてないだろう。2年ぶりの通勤をおこなうにはそれなりの体力がいる。面接もある。今まで、テレビ会議と独り言しか話していなかった就業時間の中で、おつきあいの会話も始まる。

おばちゃん、がんばるよ。よいクリスマスを!よいお正月を!

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正直焦ってます。でも、焦らないようにするために自分に言い聞かす内容を書き出すnoteがあってよかったです。

娘の勤め先はいろいろな年代の方が働いている(当然ですよね)ので、私の話をしつつ情報を得てくれています。私のこの顛末で、娘も自分の将来を考えているようです。

お読みいただきありがとうございました。お邪魔しました

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