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人生100年時代〜一粒で二度美味しい人生に

同級生の訃報が続いた。

なんとなく、ぼんやりと
自分は平均寿命くらいは生きるような
気がしていた。

亡き同級生のだれが
自分の寿命が
こんなに早く尽きると
予想しただろうか?

長生きする人もいれば
早くおむかえが来る人もいるのだ。

一度キリの人生

一粒で2度美味しいキャラメルのように

一つの仕事にしがみつくことも
ないと感じた。

せっかくだから、違う人生も
歩んでみよう。

好きなことを追求していくのだ。

一粒で二度美味しい人生になったら
最高ではないか?

やり残したことがないように。

単身赴任5年目に突入した夫が
要職に就き
単身赴任が長引くことがわかってしまった。

おじが、単身赴任中に56歳で
亡くなったことを思い出す。

人生何が起こるかわからない。

死ぬ時に、あれやりたかったなぁ
やればよかったなぁ て
後悔したくはない。

「60歳のトリセツ」を読んでみた。
10代の頃夢中になったことが
1番好きなこと、とある。
…………………………
私は、10代の頃
宝塚音楽学校に入りたくて仕方なかった。

バレエと歌は習っていたから
日本舞踊を習わせてほしい
宝塚音楽学校を受験させてほしい
という長い手紙をかなりの決心をして書いて、
ドキドキしながら
母に渡したことがある。

「何をバカなことを考えているの?」
で終わり、経済的援助が必要な10代の私は、
それ以上、食らいつくことは出来なかった。

私は結局進学高校に進学したが
大学はクラシック音楽の道に進む。

音楽教室の講師をしたり

高校や中学の教壇に立って
子供たちに音楽の授業をしたり

マイホームを建ててからは
自らの音楽教室を主宰して
子供達にピアノを毎日教えた。

自主コンサートを企画し
歌やピアノや作曲や司会もした。

3人の子を産み育てながら。。。

振り返る暇もないくらい
忙しい毎日だった。

子供達が巣立ってからは

コロナ禍で何か役に立てないかと
ピアノ教師のための音楽と歴史研究会を
立ち上げ、
オンラインセミナーを主催した。

コロナが明け
オンラインセミナーの需要は減り
ようやく人生を振り返る時が来たその時。

友人達の訃報が相次いだ、

……………………………
今は、自分のお金で
誰に反対されるでもなく、
学費を出すことは可能。

私は、夫の住む街で、
ミュージカル学科のある学校を探すことにした。



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