それは深夜零時ミッドナイト、10月8日になった瞬間だった。砲声は一度、しかし弾丸が多数飛び交った。
　去年はその様を眺めるだけだったが、今年は安良もトリガーを引いた。間髪入れずパルプ・スリンガーズの作品群に次々と撃ち抜かれ、思った通り最高の気分だった。
───祭りとは良いものだ。
　そして興奮の一夜は明けた。

いよいよ始まりました、逆噴射小説大賞！

小説を書いてみたいと考えている人にとっては夢のような舞台です。
なにしろ小説冒頭の800字を書けばいいのですから！
それで私も、とにかく思いついたネタをふくらませ、せっせと銃弾をこさえているところです。

・開催期間は10月8日～31日の深夜23時59分まで。
・ジャンル不問、ひとり３本まで応募可能です。
・本文末に【続く】を添え、「#逆噴射小説大賞2021」とタグ付けします。

読んで楽しく書いてワクワク。すでにおもしろいパルプ小説が公式マガジンに収集されていますので、秋の夜長にどうぞお楽しみください。

【パルプ小説とは】
❝あなたが考える現代的なパルプ小説作品を応募してください。サブジャンルとしてSF、ファンタジー、クライムサスペンス、ミステリー、時代物、動物、ホラー、冒険、などなど、どんな要素がミクスチャーされていても構いません。毎日のプラクティスのつもりで気軽に応募できます。❞
　　『2021年10月に「第4回逆噴射小説大賞」を開催します』より引用

私の一発目はこれよ。

それではまた、次のパルプでお会いしましょう！