こんにちは、安良です。
かなり夏という感じになってきました。本格的に暑くなる前に、制作していた漫画のプロトタイプをなんとか公開できて、ここのところホッと一息ついています。

この作品は「青年剣士の清風くんが、旅の道中で妖怪に出会い、話したり戦ったりする侍アクション漫画」です。おかげさまで日英版とも好評をいただき、次は写植版を作ろうと目論んでいます。

さてこれまで、漫画を描くに当たって清風くんをテーマにしたイラストを色々描いてきました。今日はその中からお気に入りを１枚選び、制作経緯を記していこうと思います。
それでは早速始めてみましょう！

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隠し芸🎑

絵のコンセプトは「サムライ × 穏やか × 日本のひとコマ」

キャラクターイメージは、物静かな青年剣士です。この絵は歳末の投稿という事もあり、コマ回しをしてもらうことに決めました。

「また来年！」の気軽な調子で投稿したところ、思いのほか人気を博しました。肩の力を抜いてスピーディに制作した事が、プラスに働いたのかも知れません。
いただいたコメントから察するに、見る人それぞれの楽しみ方があったようです。コマを眺める表情、剣を扱う姿、髪の毛の流れ、風になびくススキなど、好きなポイントを伝えてもらえて嬉しい限りでした。

また、着彩についても関心が寄せられました。「どうやって色味をこの雰囲気に合わせているの？」と聞かれ、これは和色を参考にしています、と答えました。特に海外では彩度の高い絵が多いので、あえて渋めの色を用いる和のテイストが珍しいのかな、と推察しています。

絵を描く時に意識していたこと👀✨

清風くんの漫画を描いていることもあり、ペンを動かしながらキャラクターの履歴書を考えていました。どんなことかというと・・・

✅ 清風くんは、剣の道に生きてきた。
✅ コミュニケーションは苦手で、あまり愛想が良くない。
✅ 時折、刀を使ったコマ回しをして遊んでいたことがある。

・・・です。そこから、

✅ ある日、コマ回しが道行く人の関心を引いた。以来、隠し芸として披露するようになった。

という経緯を想像しました。ちょっと漫画に活かせそうですよね！
個人的にストーリーがあると絵に奥行が出やすいと感じるので、これからもトライしていきたいです✨

むすびに

今回はフラッシュアイディアのコマ回しから、キャラのバックボーンを考えたことを書き留めました。
イラストや落書きをしながらストーリーを作るのは自分に合っていると思います。ちょっと時間のかかる手法だけど、引き続き楽しく創作できたらいいな💪✨

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。