本文

クリスマスカラス。

別名、聖夜の凶兆。

本来カラスは、鳥目ゆえに夜に活動をしない。
しかしクリスマスカラスは夜に活動をする。

12月24日にそのカラスを見かけたり、声を聞いたりするとその人は惨殺されるとのことだ。
犯行時間はいずれも24日深夜から25日未明にかけてである。

声を聞いたのはいずれも、前科があるか、未解決事件の犯人であるケースが多い。

おそらく「黒サンタ：クネヒト・ループレヒト」の話が拡大解釈され、都市伝説と化したのであろう。

カラスは夜、鳴かない。

もし12月24日の日没後にカラスの声が聞こえたら命の保証はできない。

あなたが何か悪いことをしているのなら、なおさら。

参加企画