見出し画像

畑の冬支度 冬の滋賀県北部はほぼ北陸なんだよな

 今日は北日本と西日本で気温が一気に低くなり、週末は全国的に年末年始のころの厳しい寒さとなりそうだと天気予報で言っています。みなさん、どうかお気を付けくださいね。
 さて、私の住む滋賀県はちょっと不思議な気候区分です。
 滋賀県は47都道府県に8県あるの内陸県の一つではあるのですが、本州のくびれて一番細い部分に位置していますので、北部は日本海にとても近く、また南部は京阪神に近くて奈良や三重にも隣接しています。

こんな感じで北西の季節風に乗って雪雲が入ってきますからね。そりゃ、雪も降りますって。

 実は北部は福井との県境から日本海(若狭湾)まで最短直線距離で10kmもないんです。ですから冬の北部の気候はほぼ北陸地方と同じだと思っていただいても間違いありません。つまり冬になると日本海からの北西の季節風に乗って雪雲がどんどん入ってきて、びわ湖の北にある山々や南北に連なる伊吹山地に当たって雪がうんと降るんですよね。
 一方、南部はかなり太平洋や瀬戸内海に近いので、ほとんど雪は降らず、寒くて風は強いけど晴れているということが起こります。というわけで、冬の滋賀県は北部と南部で極端に気候が違うんです。

2021年12月26日 積雪80㎝オーバーの朝です。自室の窓から家の庇を見るとこんな感じ。(^^;)

 あまり知られていないのですが、滋賀県北部の山地は豪雪地帯でして、日本一の積雪記録は新潟県でも秋田県でも北海道でもなく、1927年2月14日に滋賀県と岐阜県にまたがる伊吹山(標高1377m)で記録された11m82㎝となっております。(^^;)

 例年何度かはこのような雪に見舞われる我が家の畑ですので、初雪が降る前に万全の積雪対策をしなくてはなりません。
 というわけで、寒くなる前に大急ぎでスナップエンドウのトンネル掛けをしてみました。

うーむ。こんなに薄い不織布じゃ、霜よけにしかなりませんな。雪に押しつぶされたらおしまい。
少なくとも冷たい風よけにはなりそうですが、あまりに心もとない。www

 ま、ドカッと降ったら何をしてもお手上げですので、このまま様子を見ることにしましょうかね。あはは。(^^;)



 おまけ
 ここからは前回からの続きです。

松葉堆肥を入れた畝のPHを計ってみました。こぢんまりさん、なぜか中性ど真ん中でしたよ。(^^)
先日、畝間に敷いた有機物を夜な夜な掘り返すふとどきなヤツが出現中。
残渣を埋めたところまでしっかり掘り返されます。フンを見るとハクビシンっぽいですね。(^^;)


 さあ、そんな我家の畑ですが、無事に今年の冬を乗り切れるんだろうか?
 不安です。www

この記事が参加している募集

わたしの野菜づくり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?