選ぶと残す について


こんばんは、イナモトです。

今日は
人間関係と
選ぶ残すと言う行為と
断捨離の

3つの関係の中で
気づいたことがあったので記事にします。

2つの出来事を話して
最後に結論とします。



1つ目の話

人間関係について
結論、量より質かなぁと思いました。

もちろん量が多ければその分出会いの数や
いろんな世界への発見、つながり、
自分の人生を良くすることにも
つながるかもしれません。

ですが、量が多いことによって
悩みやトラブルも増えると思います。


とある有名人の話。
彼のInstagramのフォロワー数は
大体6.6万人らしい。
その数字だけを見て私は、
やはり遠くの存在だなぁ…
と寂しくなりました。

ですが、Instagramとは別に
彼専用のファンクラブがあります。
私の画面で確認できる限りだと
会員数は大体1200人でした。

なんとなく私が今日話したいこと
分かる方はいらっしゃいますでしょうか?笑


あれ、6.6万人もフォロワーがいるのに
敢えて課金をして応援しているのは
たったの1200人なんだ。
何分の1なんだろうかわからない位。

彼の気持ちはわからないが
Instagramの数字を見たら

自分って人気者だなぁとか
注目されてるなぁって
思うかもしれない。


だけどファンクラブを見たら
本当に自分のことを

(お金をかけてと言う
条件がややネックには
なっていると思うけど)

本当に応援してくれる人は1200人。


その1200人を少ないと思うか
その1200人が本当だと思うか


6.6万人は何なんだろうか?
自分はいつも誰かに注目されている。
そのはずなのに
親身になって考えてくれる人は
ほんのわずかなんだって。
不安にもなると思う。

自分のこと、必要とされてるのかなとか。
現役で最善の活躍を求められている
だろうか、とか。分からないけど。


一方で殺伐としたInstagram
表面的なInstagramとは離れた
ファンクラブでの空間で

例えばファンから
温かい言葉を彼はもらうとする。

もしかしたら彼にとって
世の中、たくさんの人がいるけど

どこかで自分の味方がいる
自分を支えてくれている人がいる

きっかけになる存在になるかもしれない。
6.6万人よりも、
すごい確かなパワーで。

有名人の彼に、ではなく
1人の人間としての彼に
届くかもしれない。

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この1連の景色を見て
私自身も人間関係について
思うことがあった。

たくさんの友人に囲まれる、
たくさんの友人がいると言うことも
もちろんうらやましい

だけど

本当に必要な友人と言うものは
本当にわずかなんだ、
かけがえのないものだ、

だから未来はわからないけど

今自分にとって大切な友人とわかる。

そのこと自体が私を幸せにする。

そういうものの見方や感じ方が
これからの長い人生では
必要と思えた。

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2つ目の話

自分の手で何かを厳選する時

選ぶ

残す

ざっくりこの2つの考え方があると思う。
どちらも行動で見てみれば
結果は同じことかもしれない。

例えば机の上にある山積みの本

その中から1冊を手を伸ばして選ぶ
あるいは
机に一札だけを残して
残りの本は机から下ろす

2つの行動は結果的には
同じかもしれないけど

その結論や結果にするために
起こす動作は違う事は明確だ。

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最近、友人は選んでいい!!
と言う言葉を直接聞いた。
もちろん必要なことだと思うけど
選ぶ、と言う言葉が
私にとっては強くて
ネガティブに感じられた。

選ぶ、となるときに何となく
優劣が生まれる
勝ち負け
選ばれた方、選ばれなかった方
圧が強い感覚である。

その嫌な違和感に気づいたことで
私にとっては残す、という行動の
方が合ってることがわかった。

人間関係にしても
自らが選ぶのではなくて

徐々に周りが減っていったとしても

自分にとってなにが大切かが
分かっていれば

減ることに対して怖くないだろう。


あと、選ぶの行動と違う点として、

冒頭に話した机の例えをまた使いますが

机と言う自分のベースがある。
その上に本がのっている。
机と言うベースはそのままで、
大切な本を残し
後は取り除く。

残すと言う行為はある意味、
机=自分という土台はそのままで、
尊重した上で、
今の自分にとって大切なものを
無数に惑わされず、
側に置いておく。

そのイメージがする。

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1つ目と2つ目の話を
まとめて断捨離とつなげる


断捨離の手法としても
もちろん捨てると言う行為が
基本としてあるけど

多くのものから1つを大切を選ぶ
のは、なかなか時間がかかる。
1つ以外は大切じゃないのか?
迷いが出る、ということが想像つく。

一方で、余分な物を捨てながら
残したいものを何か発見し、
分かることで、他の物を捨てられる。
厳選して大切にする。


と言う行為に分かれると思う。

もちろん、後者がいいよね、
と私は言いたい。だけ。

よく足し算よりもひき算なんだ、
余計なものを削ぎ落とすとか、
余白を作って身軽になるとか、
その考えは、より後者だと思う。


大切なものを残すと言う行為の繰り返し

それによってきれいになった部屋は
優しい空間に違いないと思う。

本当に大切なものは
最終的には
自分の側に残るものだ。

量より質になっていく。

見せかけのものより本質へ。
きっとそうなんだろうなと思いました。

では長くなりましたが、
本日も以上になります。

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