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治癒力(癒し)と防御力(守り)のお話◇

治癒力は身体を癒す上で必ず通る道です。

なぜ、その治癒力が発揮されない人がいるのか?

その答えのひとつを解説していきます。

身体の治癒力と防御力については何回かnoteにて紹介してきました、

治癒力と防御力の切り替えがヒントになってきます。

人間の身体はケガをしたあとに自然に治癒するように治る力は持っています。

おかげで大抵の損傷は修復してくれる優れた機能なので活かすほかありません。

ただ、身体の条件によっては防御モードに切り替わることがあります。

治癒力と防御力の切り替え

例えば、脳が強いストレスを感じた時はそのままストレスホルモンが分泌されます。

※異常分泌のストレスホルモンは体内の臓器や血管、内分泌を阻害するマイナス効果がある

身体は常に戦闘モードになり、何かと闘いダメージを防御していきます。

その防御反応はストレスをこれ以上かからないように無意識に様々な情報が入ります。

ストレスから守るスイッチも防御力の作用になります。

他には物理的な事故の反動は衝撃から身体を守るために防御モードに切り替わります。
そのおかげで首の振り幅が最小限になり命を守ってくれます。

しかし、いつまでも防御力モードになっていては様々な身体の問題が起こります。

筋肉硬化による血流の阻害など

なぜ事故の後遺症が長引くのか?は防御力から治癒力に切り替わるタイミングが少ないため各部位に症状が残りやすくなっているとも言えます。
※リラックスできる身体となりづらい。

このように現代社会では防御力に切り替わる要素があまりにも多いため病難民になりやすくなっています。

異物からの防御
電磁波からの防御
ストレスからの防御
思考からの防御
情報過多からの防御
炎症からの防御

治癒力を発揮するためには、なるべく防御の要素を外していき、身体に起こる流れに身を任せる必要があります。

分かりやすいのは情報過多です。
今はネット社会なので様々な情報を見て脳は膨大な情報を処理しています。

そのような環境を一時的に離れ、思考をぼーっとさせてみると脳が休まる感覚になります。

それが防御力から治癒力に切り替わるタイミングです。

他にはストレスモードからお風呂に入る時に起こるリラックスも身体を癒すモードに切り替わっています。

この癒しモードになると仕事のアイデアやひらめきなど様々な副次効果を及ぼすこともある。

人間は防御の形をあらゆる面で現れる作用がある。

精神の病と名前がつけられているものも防御の形のひとつと言えます。

精神の病は初期の時は防御の形の表面化ですが、あらゆる環境で脳に暗示をかけていくと

状態が固定化され、対応の中身によっては悪循環になってきます。

最初は心の悲鳴を表現していただけの行動
→様々な解釈がされる
→表面化の対応
→副作用

といったケースは多いかもしれません。

人は様々な自然薬を分泌する

人間はちょっとしたことで身体(脳等)からホルモン(自然薬)が分泌されます。

痛みが出た時は自然の鎮痛薬など

状態の時々によって何種類かのホルモンが分泌される。

それらを踏まえると防御/表面化のヒントがわかってきます。

例えば、子供の行動に問題がある。とされた時
最初は防御反応からの表面化が原因となっていることがほとんどです。

※ただし遺伝子(染色体)異常の場合は別になる

その行動を異常と捉えるのか?
防御反応の表面化と捉えるのか?

で対策も変わります。

先程、人間はちょっとしたことで様々なホルモンが分泌されると解説しました。

何か異常行動をしている時→ストレスホルモンが分泌されている

どうしたら打ち消せるのか?

人は触れあいや愛情を感じた時はオキシトシンという愛情ホルモンが分泌されます。

このホルモンはストレスホルモンを打ち消す効果があると様々な研究からわかってきています。

なので子供が何か問題行動があった時は抱きしめたり、触れあいマッサージをしてあげるとストレスホルモンが緩和して防御反応からリラックスモードに切り替わる可能性は非常に高いです。

内分泌はオキシトシン以外にも様々なホルモンがあるので身体に良いとされるものはそのまま身体を良くしていきます。

身体に有害とされるものは、そのまま防御反応に何度も切り替わるため、その通りの反応になります。

防御反応を知っておくと初期対応もできるためおすすめの知識です。

しかも対応は難しいものではなく、すぐにできるものがほとんどになります。

もしこの対応で上手くいかない場合は自分を観る必要があります。

人間は近くにいる人と共振する仕組みがある。

例えば、集団の中に不機嫌な人がいると周りは防御反応、ストレスホルモンが分泌され守りに入る

母親/父親が常に強いストレスを感じる
→それを子供がキャッチして共振してしまう又は防御モードに切り替わる

強いストレスを感じながら介護する
→介護されるほうもストレスをキャッチして攻撃的になる

といったように様々なケースがあります。

脳や身体(細胞)には人と人の情報を無意識に読む力があります。

この力が弱いと相手の気持ちが読みづらいですし

逆に強すぎると色んなものを受けて反応してしまうので人混みは苦手なこともある。

何かを変えたい時はこの記事を読み返して捉え方を変えてみることをおすすめします。

◇他者を変えようとしてダメな時は自分を観て整える





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