個性を大事にしない前に持たせない。

教育のせいなのか。

社会が作り出した風習なのか。

「自分の前に、周りや相手のことを考えなさい。」

みたいな雰囲気ありますよね。我慢は美しいみたいな。

でもその周りを気にする気持ちが

「言いたいことあるけど、何こいつって思われたくないし、孤立したくないし」

「言いたいことあるけど、協調性大事にすべきだよな、波風立てずにいた方がみんなのためだ、おせっかいかもしれないし。」

みたいな変な言い訳に無意識になってることがあるような。

自分が思ったことに自信を持つことが許されなかったり、

自分はこうだ!ってのが認められたことないから、

個人的にどう思うかよりも

「社会的にはこうなんだから。だから私は正解でしょ」って自分と社会を都合よくすり替えちゃう。

意見を言うということが、周りを尊重しないことにはならないのに。

みんなと同じでいなさい。

普通を目指しなさい。

我慢して、頑張りなさい。

親から、先生から、上司から、会社から、社会から、じわじわと

「適合しろ」と体に染みつけさせられる。

どこかのグループに属さなければならず、「自分」はなるべく持つなと言われている。

そのくせ「個性を大切にする学校」とか、「クリエイティブな人材を募集する企業」とかが社会で高評価なのはなんでだろ?

本当はみんな「自由でいいし、個人が尊重される社会」を望んでるじゃないのかな。

一人一人が尊重されれば、自分に自信を持てる。

そうすれば自分と違う他人のことも一人の人間として尊重できるはず。

そんな世の中がいいなー。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?