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エンジニアがコンサルになって困ったこと EP3


はじめに

最近毎日投稿をしていて、今年は3日坊主にならなくれ安心しているひょっとこです。
昨日の続きから記事を投稿して行こうかなと思います。

休職した経験もあるので、休職されている方の一助となればと思うので休職期間の話から記事にしていきます。

人生のどん底で、開き直る

記事がEP3になったので、大好きなロードオブ・○・リングから見出し名をつけてみました(笑)

では、休職に入った経緯から、お話を始めさせていただきます。
結果からお伝えすると休職した期間は3ヶ月間で、実質最速の現場復帰をしました。
当時、お医者様から言われた話だと復帰判定ができるタイミングが、1、3、6、9、12…のようなタイミングだったと記憶しております。
(数年前の記憶なので、間違えていたらすみません💦)
1ヶ月で復帰できる人は、ほぼいないので実質戻れる最速のタイミングは、3ヶ月だよとお医者様から言われたのを覚えています。

前回の記事で3年間ほど修行期間を過ごしていたのですが、仕事をしていく中で、望んでいるような成果がなかなかでておらず評価が悪かったこと、同期がどんどん辞めていく中で自分もこのままでいいのだろうかと悩んでいたこと、1つの環境に留まっていたため自分が成長している実感があまり持てなかったこと、ハードワーク(自己研鑽含む)で疲れが溜まっていたこと… 色々な要因が重なって精神を病んでしまい、休職してしまいました。

自分が休職するとは夢にも思っていなかったので、当時はかなりショックを受けましたね…

休職に実際に入ってからの1〜2週間は、寝たきりの生活をしていました。
疲れを抜くために寝る→気分転換に公園を散歩→寝るといった生活を繰り返
すだけの虚しい生活でしたよ…

では、どのようなきっかけで精神状態が上向いたかというと…
2週間が過ぎたあたりで、ベッドの上で「人生のどん底だな」と思ったことが復帰のきっかけとなりました。
これまで仕事にほとんどの時間を捧げてきたのに、仕事ができなくなってしまって何をしているんだろうと考えていました。

自分から仕事をとったら何も残らないよねくらいに考えていたので異常な状態ですね(苦笑)
記事を書きながら当時の自分にドン引きしています。

その時に、ふと「どん底ってことは、これ以上の下はない」ということに気づいたことが復帰につながるきっかけでした。

これまでは、出世、給料、評価…etcと色々と悩みながら仕事をしていたのですが、「仕事ができない状態以上の悪い状態はない」と考えたことで、上記に記載した悩みがどうでもよくなったのを覚えています。

これ以上、仕事において下の状態になることはないんだから、自分が思うままに仕事をすればいいんだ」と開き直っちゃったんですよね(笑)

周りの人間からどう見られるかを気にする必要はなく、自分のベストを尽くして成果をだすことだけを考えようと思った精神が上向きにシフトしていきました。

ここに辿り着くまでに、色々と悩みましたが当時の私は邪念が多かったんでしょう。

ここから、3年間のコンサル生活の振り返り+休暇を謳歌してました。
雑誌を買い漁って世の中の情報を思うがままに分析してみたり、休職期間中に旅行に行きまくったりとお休みを満喫しながら復帰に向けての準備を進めて休職から復帰を果たします。

ひょっとこの帰還

3ヶ月の休職期間を経て、帰還をはたしたひょっとこを待っていたのは次なる戦場でした。
ロードオブ○リングもびっくりの戦場でしたよ。
ピンチの状況で、アラゴルンばりの登場をしたと自負しております(笑)

アサインされたプロジェクトの状況が悪く、自分が何とかしないと終わる状況だったので獅子奮迅の働きでプロジェクトの立て直しをしました。
開き直っていたひょっとこは、無心でゴリゴリと仕事を進めていましたよ…(開き直り過ぎて、当時の私はかなりオラオラもしていましたが…)
休職の時に至った考え方がなければ、また休職していたでしょうね。

何とか立て直しはしたのですが、体力的にはかなり辛かったです。
例えるなら、退院したばかりの人間が、フルマラソンを走ることになり根性だけで走り切ったみたいな状態でした。(死ぬがな…)

当初はプロジェクトの立て直しをして去る予定だったのですが、そのまま残ることになり何やかんやでプロジェクトの立て直しを続けることになりました。

最後の1年間は、コンサル時代に学んできたことの集大成として成果を出せた1年でした。

最後の1年間で気づいたことなのですが、師匠に鍛えてもらっていた3年間で自分が成長していたことでした。
これまでは、師匠と2人で仕事をしていたため、自分と同世代の人間を比べる機会がありませんでした。
そのせいで、成長していたことに気づいていなかったのですが、プロジェクトの同世代を見ても能力が高いとは感じ無くなっていました。
むしろ、マネージャー以上と会話をしてみて、考え方や能力的な差はないと思ったので、3年間でかなり成長していたことを実感したラスト1年間でした。

エンジニアからコンサルに転職して苦労したこと

エンジニアからコンサルに転職してみたい方に向けて、切り替えるべきポイントをまとめておきます。
ぜひ、コンサルという仕事を体感してみてください!!

■エンジニアからコンサルを目指しているあなたへのメッセージ

  • 周りの人間が優秀だからと言って恐るな、自分には実践で鍛えた技術力という武器がある

    • コンサルタントになる多くの人間が自分で手を動かす経験をしていないので、理論ベースで話を進めてきます。エンジニアあがりのあなたには実践で鍛えた技術力という武器がありますので、理論+実践ベースで自信を持って言い返してやりましょう。

  • 指示を受けて動く軍人思考から、自分で戦略を思い描いて人を動かす軍師思考に切り替えろ。

    • 指示待ち人間は現場に不要、自分なりの考えを常に持ち続け行動に移しましょう。

  • 成果をださない人間は評価されない、お客様が望んでいることを正しく把握し逆算思考で素早く正確な成果をあげろ。

    • 成果をだすために努力するのはあたり前、業務時間は試合の時間と考えて、それ以外の時間全てを自己研鑽の時間に変換しましょう。

  • コンサルで大事な資質は頭の良さではない、クライアントのために必ず貢献するという強いメンタリティである

    • コンサルとして一番大事な資質は、お客様のために成果を必ず提出するという強いメンタリティです。コンサルタントの技術は、現場で身につくので、まずはメンタリティを身につけましょう。

おわりに

3日間も続けて、当時の振り返りをしつつ、エンジニアからコンサルになって困ったことをまとめてきましたがいかがだったでしょうか。
こうしてみると、苦難の道を歩いてきたな〜としみじみ思います。
自分で選んだ道なので、後悔もないですし悔いもないのでこの道を走り抜けてよかったと振り返りながら思いました。

今はバーンアウト中のひょっとこですが、しばらくは振り返りやこれからのこと等を記事にまとめつつ、今後の進むべき道を検討していこうと思います。

ちなみに、コンサルがどんな環境かについては、外資系保険の世界を北斗の拳に例えた記事があるので、そちらを読んでみてください。
この記事の世界観がコンサルの世界観だと思ってもらっても、いいと思いますよ(笑)

記事を読んでくださった皆様ありがとうございました。
記事が面白いと感じた方は、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。

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