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ニュースに関する特許をサクッと探してみる-Tokkyo.Ai・AIテキスト検索の活用-

「知財情報を組織の力に🄬」をモットーに活動している知財情報コンサルタントの野崎です。

今朝、X(Twitter)を見ていたら

というニュースを見つけました。

テキストは以下のようになっています。

井関農機は農業・食品産業技術総合研究機構、有機米デザイン(東京都小金井市)、東京農工大学と共同で、水田用抑草ロボット「アイガモロボ=写真」の抑草効果を実証した結果をまとめた。同ロボットを使用した場合、生産者が従来から行う有機栽培と比べて機械による除草回数が平均58%減少し、水稲平均収量が10%増加した効果が得られた。
水稲有機栽培において同ロボットの有用性が検証できたことで、省力的な雑草防除技術としての活用が期待される。
アイガモロボットは、合鴨を用いた除草(アイガモ農法)にヒントを得て有機米デザインが開発。太陽光を動力として水田内を自動走行し、雑草の出芽や生育を抑制する。有機栽培は農薬を使わない安全性で期待される半面、除草作業の人的負担の大きさがコスト面の課題となっている。

こういう場合は、このテキストをそのままTokkyo.AiのAIテキスト検索にかけてみると関連特許をサクっと見つけることができます。

トップページの[AI検索]のプルダウンメニューから[AIテキスト検索]を選択します。ちなみに[AIテキスト検索]を利用するためには無料のアカウント登録が必要です(無料のアカウントの場合は1日あたり10回まで[AIテキスト検索]を利用可能)。

あとは、以下のような感じでテキストを入力して検索するだけです。

検索結果を見ると、ニュースで取り上げられている井関農機が1件目。

ただパッと見た感じアイガモロボ(除草・抑草)ではなさそうな。。。。

次に2件目ですが、

稲株認識センサ、及び稲株認識センサを搭載した水田除草ロボット」となかなか良い感じの特許がヒットしています。ちなみに全文を確認すると

現在、水田の除草は、除草剤を利用した化学的除草法が主流になっている。しかし、近年では、省農薬指向、環境への負荷低減などの理由から、除草剤を使用しない水稲栽培が要望されており、化学的除草法ではなく、歩行型除草機に代表される機械的除草、紙マルチによる物理的除草、アイガモ農法に代表される生物的除草法なども採用されるようになってきている。
歩行型除草機には、手押し型のタイプと動力型のタイプとがある。更に、作業者が歩行せずに済む乗用型の除草機もある。手押し型は歩行作業であるため、炎天下の水田では過酷な労働となる。また、乗用型は労力を軽減できるが、手押し型に比べて高価である。生物的除草法は、水田に放したアイガモにより行うものであるが、除草効果が必ずしも安定せず、更には、飼育に手間とコストが掛かるなどの理由から広く普及するには至っていない。

のようにアイガモ農法にも言及されています。

というわけで、特に日本語の文章から類似特許を探す場合はTokkyo.AiのAIテキスト検索が便利です。

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