デパートの贈答品コーナーを眺めていたら、一口大のチョコレート6個で数千円とか、金銭感覚のパラダイムシフトが起きそうです… モノの価格と価値は必ずしも一致するわけではないですが、贈答品においては、価格の高さこそが必要なのでは、と考えました。

もちろん、高額商品の中には、高価値な「よいもの」もあると思いますが、贈る前に自分で食べてみて価値を確認するケースは少ないように感じます。よほど失敗できないケースでなければ、非日常感のある価格で、おいしそうに読み取れる品を贈ることがほとんどでしょう。

「一口大のチョコレート6個で数千円」と例を挙げましたが、チョコレートだけを買っているのではないですね。本質的な価値であるチョコレートに加えて、豪華な包装・ブランドのお墨付き・店員さんの親切丁寧なサービスなどが付加価値としてついている。付加価値を含めた高額な代金を支払って買い、贈ることで、誠意を示していると考える方がよさそうです。

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