ALIO E OGLIO

【翻訳記事】
 皆さん、これまでにスパゲッティのアッリョ・エ・オーリョって作ったことありますか?

 バークレイと私は数年前ですがローマとナポリを旅行している間中、いたるところでこのクラシックなパスタ料理をメニュー票の上に見つけました。そして、それからというもの自宅で自分なりにこの料理を完成させることを楽しんできました(and have enjoyed perfecting our version of it at home ever since)。

 4つの材料―ニンニク(aglio)、オリーブオイル(olio)、スパゲッティ、それからわずかながらの赤唐辛子―からなるこの料理はとっても簡単です。ただイタリア人はみじん切りにした生の赤唐辛子(peperoncini)を普通は使いますが、生の赤唐辛子を見つけるのはここスペインでも世界の他の場所でもちょっと大変なので、普段私たちは常備している一般的な砕かれた唐辛子フレークを一つまみ(a generous pinch of crushed red pepper flakes from our pantry)使うようにしています。

 そう言えばイタリアへの旅行で、私は過去数年間この料理を、作り方を間違えていたことを学びました。私はただ一回だけガーリックオイルの中にスパゲティを放り込んで終わりにしていたのです。ゴージャスで光沢があり、油っこくないソース(a gorgeous, glossy, non-greasy sauce)を作る秘訣は、ガーリックオイルとパスタをゆでたデンプンを含む魔法のゆで汁(magical starchy pasta water)で乳濁液(an emulsion)を作ることです(ほとんどのおいしいパスタソースを作る秘訣でもあります!)。
 やるべきは、パスタが茹で上がる1分前に、パスタと半カップ分の温かいゆで汁を、ガーリックオイルのフライパンに直接移すことだけです。そして、パスタを移す間、熱とデンプンの両方が、ガーリックオイルが乳濁化し美しい光沢あるソースになることを助けてくれます。ゆで汁は余分なニンニクのにおいを吸い上げることで(soaks up)仕上げをしてくれます。
 この簡単なひと手間(a simple tweak)は、あなたのアーリオ・オーリオを美味しく、ワンランクアップさせてくれること間違いなしです(guaranteed to kick it up a delicious notch)。こんなに簡単なことはありません(it could not be easier)。では、ニンニクとオリーブオイルを手に取って、一緒にこのクラシックなパスタ料理を作ってみましょう。


まず始めに、手短に材料の説明を(a brief chat about ingredients)
・スパゲティ:もしくはリングイーネ、フェットゥチーネ、その他のお好みのタイプのパスタ
・オリーブオイル:オリーブオイルはこのソースのメイン的な材料なので、見つけ得る中で一番品質の良いエキストラバージンオイルをお使いになることを強くお勧めします。ここで差がつくでしょう!
・ニンニク:私は相当たくさんのニンニクをこのパスタに入れることが好きであるということを認めざるを得ません。(10-12片ほどでしょうか。)ただ、伝統的には4-8片くらいで作られます。なので、お好みの量でやってみてください!
・砕いた赤唐辛子:伝統的なアーリオ・オーリオはイタリアではよく見かける生の赤唐辛子で作られます。ただ他の国では手に入りにくいので、今回は乾燥させて粉砕した唐辛子フレークを使ったレシピを書きました。オリーブオイルに入れて煮ることで香りが引き立つでしょう。
・オプションの薬味:最も一般的なトッピングと言えば、細かく刻んだパセリか、その場で削ったパルメザンチーズです。私は両方を加えるのが好みですが、どちらもあくまで完全にオプションです。
※材料の量・作り方の詳細は下記のフルレシピに記載


HOW TO MAKE SPAGHETTI AGLIO E OLIO
その作り方はシンプルです・・・
1.スパゲティを茹でる:たっぷりと塩を入れた鍋の沸騰したお湯(a generously-salted pot of boiling water)で1分ほど、アルデンテにちょっと足りないくらいになるまで茹でます(just one minute shy of being al dente)。
2.ニンニクを炒める(Sauté):一方で、パスタをお湯に入れる約3分前に、フライパン(a large sauté pan)に入れたオリーブオイルを中火で加熱しておきます。スライスしたニンニクと唐辛子を加え、3から5分間、もしくはニンニクが軽く金色になるまで炒めます。
3.パスタをソースに入れる:パスタの準備ができたら、トングを使ってフライパンにパスタを移します。その時、半カップ分の熱いゆで汁も一緒にね。もしソースが若干まだ水気が足りてないようであれば、さらに1/4カップほどパスタのゆで汁を足します。
4.味付け:一つまみの塩と、唐辛子フレークもお好みに合わせて
5.盛り付け(Serve):アツアツのうちに盛り付けます。トッピングを添えるのもいいですね。


いくつかコツをご紹介:

・材料は全て下ごしらえしておく:料理を始めるとどんどんやることが進んでいくので(Things move fairly quickly)、材料は全て下ごしらえをしておくことをお勧めします(have all of your ingredients ready to go)。
・ニンニクを焦がさないこと:パスタが茹で上がらないうちにニンニクが黄金色になったら、パスタを加えるまでは一旦フライパンから出して、火から遠ざけましょう。
・パスタのゆで汁に塩を忘れない:先にも一度言いましたが、パスタそれ自体に味付けができるタイミングはこの時です。ですので、たっぷりの(a generous helping of)食塩をお湯に入れることをお忘れなく(be sure to add)。


バリエーションをいくつか
いろんな種類のバリエーションをこのレシピから作ることができます!ぜひやってみてほしいのは・・・
・アンチョビを加えてみる:アンチョビはこれまたイタリアで人気です。程よく刻まれたいくらかのアンチョビを
・バジルを加えてみる:
・唐辛子フレークをさらに加えてみる:
・みじん切りにした/つぶしたニンニクを使ってみる:もしスライスしたニンニクがちょっと違うと思うなら、代わりにみじん切りかすりつぶしたニンニクを使うのもよしです。あるいは、ニンニクを一片そのまますりつぶして
・たんぱく質を加えてみる:もちろん、スパゲッティにチキンやエビ、牛肉ステーキや豚肉を加えることだって大歓迎です。

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