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【感想】終遠のヴィルシュ

本日、ついに、終ヴィル終わりました!!

いやぁ、とっても素敵な作品でした。

ストーリーが良すぎて、今までプレイして中で1番かもしれません。


※ネタバレを含まないよう気をつけておりますが、ネタバレNGの方はお気をつけください。


23歳までに死んでしまう国のお話。

そんな小さな国で死神と呼ばれる主人公ちゃん。

その終焉は絶望か救済か。


まず世界観からしていいですよね。

とても乙女ゲームだと思わない(褒め言葉です)

本当に世界観ストーリーの作り込みが凄すぎました。

全部の話がどんどん繋がってきて、謎がどんどん解けていって…

そしてまさに絶望しました。

でもその絶望が心地いいと言うか、納得というか、腑に落ちるというか…

心にドカンと何かが落ちてくる感覚でした。

生きるとは、死とは…

幸せとは…

そんなことを考えさせられる作品でした。

もちろん乙女ゲームなので恋愛要素もありますが、そんな言葉で片付けられないストーリーで。

まだクリアしてからそんなに時間がたっていないので、今もまだ心がザワザワしています。


どのルートも良くて、推しとかそんなことよりも、本当にストーリーがいいからどれもとっても素敵でした。

最初は絶望ルートしかできないので、心苦しいものもありましたが、それからやってくる救済がより一層良く感じます。

ただ全ての絶望と救済を終えた時に思ったのは、この作品はハッピーエンドとバットエンドの物語ではないな、でした。

これは感じ方が色々あると思いますが、

『絶望≒バット』『救済≠ハッピー』

だと私は感じました。

本当にいろんなことを考えさせられる作品で、私乙女ゲームしてたんだよね?って今感じてます。


先ほどは推しは…と言っていましたが、ここからは推しの話をしていきたいと思います。

まず最初見た目で思ったのは全員どタイプだなとw

みんな髪長いんですもん。

もう好きなの確定です。

とはいえ、性格とかプレイしてみてどうなるかなと思っていました。

本当にストーリーが良すぎて、みんな好きなんですけど。

あえてあげるなら、シアンですかね。

マッドサイエンティスト。俺様。

好き確です。

あと、アンクゥとアドルフは好きにならない人はいないでしょ〜。

といった感じですかね。

本当にアンクゥ√、アドルフ√は苦しかった…

泣きはしなかったけど、心が重くなります。

今でも引きずってます。

考えるだけで、苦しくなってきます…


この作品は一度やって終わりというより、2回目をしてみるとまた違った楽しみ方ができるのではないかなと思ってます。

ただ私はしばらくはやらないというか、できないなと思ってます。

まだ、心が苦しいので…

余韻にしばらく浸っていようと思います。


乙女ゲームの枠を外れそうなほどの作品でした。

初めての乙女ゲームにはちょっと…と思いますが、恋愛よりもストーリー重視の方にお勧めです。

ボキャブラリーが乏しすぎて、よかったとかしか言えないのが悲しいですが、最高の作品でした。

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