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ドローイングインク作品1:夜と朝の間

今回ご紹介するのは、絵の具と食品用ラップフィルムを組み合わせて、独特のマチエールを作り出す技法です。(プロフィールの写真もこの技法で描いたものです)
最近ではけっこうやっている人がいるようですが、私は30年前からやっています。
作品はCDのジャケットや本の装丁などにけっこう使っています。
使用する絵の具(水彩、インク、ポスターカラー、アクリル、モデリングペーストなど)によってテクスチャーが異なり、絵の具の薄め方(水の乗せ方)、盛り方、ラップを外すタイミングなどによっても、もちろん風合いは変わってきます。
この作品はドローイングインクを用い、ペンで多少加筆しています。
ドローイングインクは水性ですが、乾くと耐水性になります。非常に透明感があり、水彩とアクリルの中間ぐらいのイメージでしょうか。

ドローイングインク画:「夜と朝の間」
本の装丁に使用した例


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