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キーボードを叩きたくてnoteをはじめました。 かたかた欲を発散させてもらえれば、他に…

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キーボードを叩きたくてnoteをはじめました。 かたかた欲を発散させてもらえれば、他には何もいりません。

最近の記事

母と私の子育て

精神科に行ってきた。 昨年の4月に再就職し、子どもを保育園に送って、仕事をして、帰りに子どもを迎えに行って、寝るまでお世話してを1年間続けたところで「もうダメだ」と思った。子どもたちにも「かぁかちょっと怒ってばかりだから心のお医者さんに診てもらってくる」と言った。 人生初の精神科。 親くらいの年齢と思われる女性の医師は、淡々と私の話を聞いてくれた。 児童精神科医でもある先生のやり方なのか、私と夫の祖父母の代まで遡って聞き取った話を整理していた。その中で、私の母が私を育てた環

    • ごめんなさいとありがとうの見本になろうと思います

      薬局に知り合いが来た。うちの姉妹と同い年の兄弟を制しながら、さらにおんぶ紐に女の子を負ぶって。 「おーい、お疲れ様。みんな揃って体調崩す。元気だけどな。」 仕事の方が百倍楽なので、「マジお疲れ様としか言えんわ」と処方せんとお薬手帳を預かる。 小児の粉の分包は時間がかかる。 その間、兄弟そろってトイレに行ったり、小さい喧嘩が始まったりした。知り合いはそのたびに注意をして申し訳なさそうにしていた。かわいい声が、一丁前なことを言ったり、鬼におびえたりするのが可愛くて、調剤室からも笑

      • 親になっていく

        学生時代の友人3人組で度々ラインをして楽しんでいる。 全員が乳幼児の母親となり、もっぱら子育ての話題で盛り上がっている。 その中で、一人の友人が「夫に子どもを任せて30分だけ自由時間をもらい、コンビニの駐車場でコーヒーをゆっくり飲めたのが幸せだった」と言ったことがあった。 私ともう一人は「わ~か~る~」と返事。続けてコーヒーの友人は「子育てしてると幸せのハードルダダ下がりするよね。」と言った。 心底わ~か~る~である。 小さい子どもがいると、自分のタイミングで自分の好きな

        • しない支え

          平日のパートを初めてから家の中が荒れ放題である。 洗濯はかろうじてやるが乾いた洗濯物をたたむのが追い付かず、シワになっていいものはカゴに山盛り、まずいものは室内物干しに干さったままである。 床は細かいゴミやほこりが目立つ。 料理も頑張れずに冷凍食品やコンビニのカット野菜頼みだ。 でも元々自分に甘いので気にならない。 平日家にいなけりゃこんなもんでしょと思う。 食事だって米、肉か魚、野菜が揃えばどんな形でもいいでしょと思う。余談だがコンビニの千切りキャベツは自分が切ったやつよ

        母と私の子育て

          SSDも私を置いていく

          学生時代が終わろうとするころに、指導教諭から「SSDは起動が早くていい。でも高い。」という話を聞いた。 確かに早い。紅茶を入れている間に立ち上がったようで、私が前に座った時には既にスリープモードに入っている。「あれ、呼ばれたけど用がないのかな。じゃあ寝よ。」そんな感じだ。時間の流れる早さがまるで違う。 長女が私に似てのんびりさんで、トイレが終わっても虚空を見上げて延々と歌を歌っているタイプだ。慌てているときは焦ってしまうが、彼女にとって「早く早く!もう行きますさようなら~

          SSDも私を置いていく

          子どもが親を置いていく

          もう一個書きたくなったので夜更かしを続ける。 子どもの成長に親が置いて行かれる実感だ。 今のところ、母乳とオムツに関しては子どものほうが離れるのが早いことがある。 どういうことか。 まず母乳。母乳は大変便利なのだ。次女は2歳ごろまで母乳を飲んでいたが、その時はもう栄養補給という意味合いはほぼなく、精神安定のためにくわえていた。夜泣けるとき、転んで泣けるとき、何だか知らんが機嫌が悪くて泣けるときにくわえさせるとあら不思議。ピタリと泣き止む。 確実に母乳はもういらないだろうに

          子どもが親を置いていく

          パソコンが好きだ

          久しぶりの更新。 長女は4歳に、次女は2歳になって二人とも保育園に行くようになり、専業主婦だった私は35歳になってパートを始めた。 近所の保険薬局の事務職に空きが出て、未経験にもかかわらず知り合いから声をかけてもらえたのだ。 当初は娘たちが保育園に行っている間に家の中を片付けて(子どもがいない空間で少しのんびりして…)から就活しようなんて呑気に考えていたのだけど、いい条件だったので飛びついた。 朝9時から4時までの勤務で土日休み。町内。これ以上のものはない。 娘らを保育園に

          パソコンが好きだ

          生命とは何か

          とあるウェブラジオの話題となって何回も聞いた。 そしてメールを送ろうとしたのだけれど、こういう話は嫌なひとが多いかもしれないと思って削除した。 学部生時代。 今日は鶏のと畜解剖実習ということでつなぎに着替えて白衣を持って実習室に集合した。 囲いの中では白い羽、赤いトサカの鶏が走り回っている。 肉畜の先生は淡々と、鶏の捕まえ方、押さえ方、メスの握り方、頸動脈の位置を説明し「一人一羽ずつありますので始めてください」と言った。 必死で逃げるニワトリ、追う学生。 ようやく捕まえて

          生命とは何か

          専業主婦の昔話その2

          タカラのカンチューハイを一つあけないうちからほろ酔いである。 そういえば、あの人も、いや、あの人の世代は酒豪ぞろいだった。 あの人は周囲から苗字に先生をつけて呼ばれていた。だからここでも先生と呼ぼう。先生は昼間は全く姿を見せず夜になると研究室に現れて、担当教諭とほとんど顔を合わせずに修士をとったという伝説のあるかなりのツワモノだった。でも実家は農家だとか、パソコンを作るのが好きだとか、トムとジェリーが好きだとか、口癖が「非常に興味深い」だとか、素朴でマニアックでどこか萌える

          専業主婦の昔話その2

          専業主婦の昔話その1

          10年以上前、私はとある研究室のゼミ生だった。 先生がとても学生思いで温厚だったため、今思えば研究ごっこをさせてもらってたような気もするが、研究って面白いなぁと取り組んでいた。 研究室はいろんな都合で私が入る少し前に本家から分家していた。元は同じ研究室だったので先生同士も仲が良く、ゼミもコンパも一緒にやった。本家というだけあって(私が勝手に名付けただけだが)、分家よりもデータの扱いや研究に対する姿勢が丁寧で厳格だったように思う。分家が見えてないことを本家は見えている、もっと

          専業主婦の昔話その1

          もう一品に悩む日々

          Windowsが起動しなくなってnoteを更新できなかった。 リカバリーしてまっさらの状態になったせいか、パソコンの動きは良くなった。キーボードがカタカタよく進んで気持ちいい。 さて、相も変わらず専業主婦なので、今日は料理について書こうと思う。 正直なところ、得意じゃない。毎日どうやって楽に済まそうか考えている。 うちの献立は ①ごはん ②味噌汁 ③メイン ④もう一品 といった要素で構成される。 ①ごはんは炊飯器が焚いてくれる。保温しっぱなしだと硬くなって子どもの食べが

          もう一品に悩む日々

          不器用な専業主婦の頭の中

          次女1歳3カ月は暇な時や眠いとき、そして機嫌の悪いときに授乳を求めるので…あ、喉が渇いたときやなんとなく甘えたいときもだ… もとい。 次女1歳3カ月はのべつまくなし授乳を求めるので、家事や自分のことがたびたびストップする。焦ってもしょうがないので、ぼんやり考え事をする。居間で洗濯物干しを中断しているときは天井を見ながら… 「空気清浄機の加湿機能が頼りないから部屋干しで加勢してるけど、カーテンレールにかけるのやだなぁ。カーテンレールに設置する"何か"はないだろうか…」 スマホ

          不器用な専業主婦の頭の中

          不器用な専業主婦の午前中

          結婚したら職場の長から辞めるように言われた。 時代錯誤だなと思ったが、職場の性質上しょうがないよなぁと思うところもあり、そもそも仕事と子育てを両立する器用さは自分にはないので(当時子どもはまだいなかったが)思い切って専業主婦というのを4年ほどやっている。その間に子どもが二人産まれた。 今日はそんな不器用な専業主婦の午前中を書こうと思う。 4時起床。 いや、正確には床には入ったまま覚醒。下の子の夜泣きで起こされたのだ。幸いにも上の子はすやすや寝ている。下の子はこのまま6時過

          不器用な専業主婦の午前中

          おやすみなさい

          娘たちを寝かしつけたらスマホが無くなっていた。 長女3歳の方を向いている間に、次女1歳が持ち出して「ゴト」とどこかに落とした音。次女が寝付いた後、長女を寝かしつけている間にどこかで「デレレン!」と何かの通知がきた音。この2音が手掛かり。 でも暗がりの中で全然見つからないし、ちょっと目が覚めてしまったので今年最後のnoteを… ろくに更新しないまま今年最後になってしまった。 いつも子育てのせいにするんだけど、きっと子どもがいなくてもこうなってたんじゃないかと、思う。 そう

          おやすみなさい

          健康だけが取り柄です。

          長女が保育園に行き出してから、毎月のように風邪をもらってくる。まだ未満児だし、子どもは年の8割は何らかに感染しているとテレビで見たことがあるので、覚悟はしていたけどよく頑張ってるなぁとおもう。 私自身も生まれたばかりの時に黄色ブドウ球菌に感染して、1ヶ月検診で「放っておくと死にます」と言われたり、5歳のころに肺炎で長いこと入院してて、退院した翌朝に嘔吐して再入院したり、弱かった。肺炎の時は「明日は退院です」と言われて「やったぁ」とベッドの上でジャンプしたのを覚えている。特に

          健康だけが取り柄です。

          ママ閉店におもうこと

          このnoteを始めるときに、育児のことはあんまり書かないようにしようと思っていた。その理由はいろいろあるのだけど、今は育児100%な毎日を送っているので、育児以外のネタを思いついても記憶や記録するメモリやヒマがない。目の前の事で充実しているということだ。 Twitterで「ママ閉店」という言葉が話題になった。 24時間365日休みの無いママにお休みをあげてるというような旦那さんのツイートだったと思う。私も月に2度くらい一人で出かける機会をいただいておるので「うんうんいいね」

          ママ閉店におもうこと