HSPが広く知られていない時代に幼少期を過ごしたHSPの私
HSPとは
ここ数年、HSPという言葉が世の中に広まってきました。
知っている人もいれば、聞いたことがない人もいるのではないでしょうか。
HSPとは、先天的にその人が持っている気質のことです。
私はこのHSPの気質を持っているのですが、医療機関できちんと調べたわけではありません。
下記にHSPの特徴について記載しますね。
HSPを知る前の幼少期から学生時代
私自身、幼い頃から周りの目線や態度、言葉に対して非常に敏感に反応する性格で、なんとなくクラスの友達に馴染めず、みんなといてもひとり孤立感を感じているような子供でした。
明らかに嫌われている、いじめられていると言ったことはなかったのですが、周りに気を使いすぎてしまい疲れてしまう毎日が、子供ながらに辛かったのを覚えています。
学校生活のひとつである部活動や、通っていた塾などでもそうでした。
小学生のころは吹奏楽部、中学ではテニス部をしていたのですが、いつも自信がなく、周りからの評価を気にしている。
部活中も、
「いま間違えて出してしまった音で周りや先生に怒らせたのではないか。」
「うまくボールを打ち返せずみんなに迷惑をかけてしまった。」
などなど。
実際にみんなの前で怒鳴られたこともあります。
その羞恥心でさらに自信をなくし、活動そのものを頑張ることより、先生や周りの反応ばかりが気になるようになっていました。
うまくできない無能な自分は嫌われているんじゃないかと居心地が悪くなり、結局途中でやめてしまう。
その繰り返しでした。
おまけに勉強も苦手だったので、勉強もできない、人のことが気になる、努力もできない。
自信がないので当然自己肯定感も低く、自分はなにが好きで、なにが得意なんだろうという疑問をずっと抱えながら幼少期を過ごしてきました。
ただひとつそんな私にも唯一自分の中で楽しいと思えたものがあります。
それは5歳から18歳まで続けたピアノです。
ピアノを弾いている時自分らしくいられたし、先生との相性もよく、練習が辛いと思ったこともなかったのです。
ピアノが好きだったのもありますが、なによりレッスンは先生と自分の1対1だったので、周りの目が気になる要素がほとんどなかったことも大きかったと思います。
社会人になってから仕事が続かず悩む日々
自己肯定感も低く、自信も持てずに育った私の気質は、社会人になってから頻著に現れはじめました。
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