いきなりタイトル詐欺で申し訳ないんですが、野球、全然詳しくないです。
会社の同僚に一度だけ誘われて巨人戦を東京ドームに観に行ったことがありますが、特にハマったりはしませんでした。

そんな私ですが、最近ストレス発散でバッティングセンターに行くようになりました。

あおむんです。

父とのキャッチボール

ちゃんとした野球経験はないんですが、父のおかげでキャッチボールとバッティングは人並みにできる大人になっています。

小学校に入る前くらいからだったと思いますが、土日になると、たいがい父親が「あおむん、公園に行こう。」と誘ってきていました。
『公園』＝『キャッチボールとバッティングの練習』。
私は、いつも気が進みませんでした。

暑いし、砂埃嫌いだし、疲れるし。
しかし、父に逆らうのは怖い。
イヤイヤですが、従っていました。

父はキャッチボールでいろんな球を投げてきました。
速い球、高く投げる球、バウンドさせてくる球。
なにかの特訓なのか？と思いながら無意識にボールを追いかけていました。

基本的にお互い無言で黙々とボールを投げ合うのですが、難しい球を私がなんとかキャッチした時、父は「よしっ！」と言っていました。私はそれが素直に嬉しかった。

バッティングも父と二人でやっていて、最初は父が投げてきた球を私があんまり打てなかったのが、だんだん上達してきて私が思いっきり打つと広い公園の端の方まで飛んでいきます。
父がそれを走って取りに行っていました。
今考えたら、毎回毎回私が打つ度にしんどかっただろうに、父はすごく嬉しそうな顔をしてボールを取りに行っていたな、と思い出しました。

真夏も毎週のように二人で公園に行っていたので、二人とも真っ黒に日焼けしていたなぁ（笑）

最後に父とキャッチボールしたのはいつだろう。
父はもうなかなかの高齢になってきたけど、まだできるのかな？

次に地元に帰った時はキャッチボール、誘ってみようかな。