Farmers Market @UNU

Life with Farm - 野良を目指して。毎週土日10時-16時でファーマーズ…

Farmers Market @UNU

Life with Farm - 野良を目指して。毎週土日10時-16時でファーマーズマーケットを開催。農的生活を探究中。

最近の記事

ショッピングの大切さ。

先日、会場にて学生に、『なぜ毎週やるんですか?』という、ピュアで、まっすぐな質問を頂いた。こちらも、負けないぐらいの気持ちで応えようと、考えてみたことを記したい。学生の子に質問をされるまでの回答としては、『出店者の方々の販売の為だから。』というものだったが、時代は流れ、歳を重ね、コロナを乗り越え、新しい社会に向けて、現在の自分が導き出した答えは、”偶然の出会い”という答えだった。例えば、”帽子が欲しい。”と思い街に出たとする。ショッピングをして、購入したものが、結果的にデニム

      • 価値観の違い。

        久しぶりに、"山羊(やぎ)さんの贈りもの"こと、北条さんご夫妻のご自宅兼農場にお邪魔をしてきた。相変わらず、元気な山羊たちと、賑やかな北条さんご夫妻に温かく迎えられ、慌しい1日を過ごしたのだが、今回最も大きな収穫は、新たにインターンに来てくれた、大学生の女の子の感動する姿だった。はじめて見る景色、はじめて触る工具、話して感じる、商品(ここではあえて商品と表現したい)への思い。そんな、長らく事務局スタッフをやらせてもらうと、当たり前になってしまっている事と、また違う世界の当たり

        • 手仕事から生まれるオイシイお話。

          11月3日、秋の青空が心地よい日。 練馬春日町の“なんかいいコンビニ”「コンビニエンスストア髙橋」さんにお誘いいただき、 埼玉県小川町で不耕起農法を実践するsou farmさんの畑を訪ねました。 「3日に畑に行くからよかったら一緒に」との誘いに二つ返事で答えたものの、一体何が行われるのか知らぬまま向かったこの日、思いがけず充ち満ちた時間を過ごすこととなりました。 朝、髙橋さんのお店に集合し、パン生地と道具をいくつか車に積み込んで出発します。 後部座席でパン生地と共に揺られな

        ショッピングの大切さ。

          山梨県丹波山村 3ヶ月の里山生活を経て

          こんにちは、すずです。 ちょこちょこnoteにも記事を書いていた丹波山村での生活ですが、9月いっぱいでインターンを終え、東京に戻ってきています。 たかが3ヶ月、されど3ヶ月。 すっかり丹波山の暮らしにのめり込んでいたために、東京に帰ってきてからしばらく船酔いをしている感じでした。 今週の日曜日(30日)、丹波山村のトークイベントがマーケットで開催されるということで、その前にと慌てて総括を書きました。 この3ヶ月、丹波山村の文化の一つである狩猟をはじめとし、畑仕事をしたりヒ

          山梨県丹波山村 3ヶ月の里山生活を経て

          ヒトとヒト、ヒトと地球を繋ぐ【上野長一】

          8月22日、お米の稲穂が美しく靡く頃に上野長一さんの畑を訪ねました。 とりどりのお米が混じり合い風に揺られている田んぼは、言い知れぬ魅力をたたえています。 約60種類のお米を混植して育てる「いろいろ米」と、農林61号、ライ麦を農薬・化学肥料不使用で栽培する上野さん。彼の百姓人生はまさに波瀾万丈、その力強さに驚かされました。 農家の長男に生まれ、家業を継ぐべく農業高校に進学。卒業後はトマトやキュウリの栽培をしていましたが、オイルショックによる資材の価格高騰により経営の変

          ヒトとヒト、ヒトと地球を繋ぐ【上野長一】

          山梨県丹波山村 里山の生活

          こんにちは、すずです。 里山での生活を発信しますとnoteを初めてはや1ヶ月、全く里山の話に触れられず。 この1ヶ月の日々のことを記したいと思います。 丹波山村での生活において特筆したいのが、 ・自然が豊かであるとこと ・野菜がとにかく美味しいということ の2点です。 木々に囲まれて 東京の水源涵養林でもある山々に囲まれた丹波山村は、陸の孤島と言っても過言ではないくらい見渡す限り自然です。 少し歩けば山も川もすぐそこ。動物の足跡もあちこちにるし、動物の姿を目にすることも

          山梨県丹波山村 里山の生活

          幸せな果実を 【小野桃園】

          こんにちは、すずです。 先日、果実の一大生産地・山梨県峡東地区の山梨市で、約60年来続く果樹園を営む小野桃園さんの畑にお邪魔しました。 小野産は、およそ25種の桃・光桃(ネクタリン)を主に葡萄、柿、無花果、小梅、梨など様々な果実を栽培しています。 Instagram: 朝8時半に畑に到着すると、既に収穫作業に取り掛かっている小野さんの姿が。桃の最盛期となる時期は、朝の5時から収穫を始めるそうです。 畑には小野さんの他に甲田さん、ヤットさん、へィンさんの3人のスタッフがい

          幸せな果実を 【小野桃園】

          山梨県大月市【山羊さんの贈り物】の1日 

          こんにちは、すずです。 先日、毎週土曜日にマーケットに出店している山羊さんの贈り物の北條ご夫妻を訪ねました。 山羊さんの贈り物は、手作りした溶岩釜で自家栽培の小麦を使用したパンを焼き、山羊を飼い、チーズを作り暮らしています。 麦の収穫 今回は、パンにも使用している古代小麦の収穫作業があるということで、そのお手伝いに伺いました。 栽培しているのは2種類の古代小麦です。毎年種取りをし、農薬不使用で育てています。栽培から収穫、天日干し、脱穀、製粉まで全て自分たちの手で。 今年

          山梨県大月市【山羊さんの贈り物】の1日 

          山梨県丹波山村 3ヶ月の里山生活が始まりました

          こんにちは。すずです。 7月1日から3ヶ月間、山梨県の丹波山村に暮らします。 丹波山村は、東京都と山梨県の県境に位置し、美しい渓流と日本百名山に数えられる山々に囲まれた山間の村です。 関東一人口が少なく、コンビニやスーパーもありません。 しかし、とにかく自然が豊かで、それが何より幸せなことであると感じています。 豊かな自然もこの村に惹かれた大きな魅力の一つですが、ここで暮らしてみたいと思った一番の理由は、丹波山村の暮らしにリアルを感じたからです。 この村は昔から稲作に適した

          山梨県丹波山村 3ヶ月の里山生活が始まりました