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Donate(寄付)すると、Happiness(幸福)が生まれるらしい。しかも寄付した側に。

こんばんは。
あおはるです。

4連休最終日。楽しかった時間はあっという間に過ぎてしまい、またいつもの忙しい日常が戻ってきます。
でもいつもの忙しい日常があるからこそ、時折の休息が大切であり充実するのだとも言えるかも。

さて、連休最後の記事はDonate(寄付)について。
noteにもサポートという機能がありますよね。

今回は寄付をすると幸福度が増すという話。しかも寄付した側に

連休中、自分のために買い物ばかりしてしまったので、(後悔はないのですが)お金の使い方について見直してみようと思ったのがきっかけ。

参考書籍がこちら。
有名な本なのですが、kindle Unlimitedの対象ですのでオススメです。

「幸せをお金で買う」5つの原則

本著では以下の5つが挙げられています。

1. 経験を買う
モノより思い出。物質的なもの(マイホームを買うなど)は、経験を買うこと(旅行や特別な食事など)ほど幸福をもたらさない。

2. ご褒美にする
ロンドンの住人の多くはビッグ・ベンを訪れない。素晴らしいものでもいつも身近にあると人は大切に思わなくなる。大好きなものには制限をかけ、常に新鮮な喜びを得られるようにする。

3. 時間を買う
嫌な仕事を代替えしてもらい、やりたいことをする自由な時間を確保する。
何かを買う時に、これを買うことで自分の時間の使い方がどう変わるかを意識する。

4. 先に支払って、あとで消費する
前払いをし、「おあずけ」の期間を課すことで、手に入れた時にはまるでタダでもらえたかのような気持ちになる。本質的には借金癖から前払い癖に変更しようという話。

5. 他人に投資する
世界有数の投資家であるウォーレン・バフェットは自分の財産の99%を寄付すると決めており、この決定以上の幸せを感じたことはないと述べる。
他人に投資することで、私たちの心は健康で豊かになる。

広義の寄付(募金だけが寄付ではない)

さて、上記の中から、今回は寄付の部分だけをピックアップしてみますが、ここでいう寄付とは募金のことだけではなく、他者への投資を意味します。

街角で見知らぬ募金活動に対して寄付をしたとしても、さほど幸福度は高まりません。
しかし、身近に困っている人がいて、その人のために何かをしてあげた時は自分の心にも充足感があるのではないでしょうか。

この認知が肝で、何にいくら使ったかというのが重要ではなく、誰かのために何かをしてあげた事実が重要です。
つまり金額はあまり関係ないし、相手のことをよく知らない寄付では、今回の効果は得られないということです。

著者の一人、マイケル・ノートンはTED Talksでも公演しており、実験結果についてはこちらでも話されています。

寄付や支援に対する価値観

さて、今回の話、初見でどういう印象を受けましたでしょうか。

科学的に効果があるとはいえ、寄付に副次的な効果を見出すことに対して、抵抗感を抱く方もいらっしゃるかもしれません。

難しいですよね。
私、けっこう屈折している自覚あるので、他人からの支援を素直に受けられずに、ひょっとすると裏があるのではなんて思ってしまうタイプです。

純粋な奉仕の気持ちのはずなのに、こういう効果があると定義されてしまうと意義が失われるというか。でも、意義とか言ってる時点で既に純粋な奉仕の気持ちじゃないじゃんというか。

難しく考え過ぎるとよくないのかもしれません。
FF9でもジタンが言ってた。
「誰かを助けるのに理由がいるかい?」って。

そんなかっこいい思考にはまだ至れていないけれども、いつか自然とできるようになるといいな。


以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。


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