毎月1日更新のMEN’S NON-NO WEB (@mensnonnojp )
「TARO’S TAROT」9月版公開されています。

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https://www.mensnonno.jp/fortune/taros-tarot/area02/

A/B/Cそれぞれの3組のカードから気になる1組を選んでもらうと
9月の全体的なムード、色恋事情、装い事情をお届けします。
ようはちょっとした運試し的なやつです。

占いそのものには意味なんてない、
意味をつけたがるのが人間の性であって、
その手助けをするためのツールのようなものだと思います。

誰しも自分の力だけで答えを出していくのは苦労をするから、
そういう時に寄り添えるものがあるといいですよね。

今月も読んでいただけたら嬉しいです。
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素敵なタロットカードのイラストはカワグチタクヤさんです。

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2023年9月の空気感

今月の空気感をお伝えしていきます。
9月は前半と後半で流れの変化が大きそうです。

前半は星の逆行が続いている中で、4日に金星が順行に。
これで、少しは動きやすくなるというか、美や愛、お金や芸術など、
煌めく物事に対して、もたつきを感じていた部分が解消されていく雰囲気。
楽しいことを素直に追いかけられるようになることで、面倒な交渉事とか、
色々な人とかかわって大きく物事を動かさなきゃいけないことなんかにも、
しっかり向き合っていけそうなムードになりそうです。

一方で同じ日に、木星も逆行を始め、これは今年の年末まで続いてゆく流れ。
5感を刺激すること、富や、物質的なものへのアプロ―チがゆるやかになっていき、
この半年近くやたらめったらに、広げてきた活動範囲を少し狭めるというか、
手の届く範囲で丁寧に片づけていく、みたいな空気感が強まっていく。
一人じゃやり切れん！みたいな気持ちを抱きつつ。
仕事でいうところのPDCAサイクルのCheckにあたるような時期にいる。

また、先月末から始まった乙女座エリアでの水星逆行も15日には終了して、その翌日16日は同じく乙女座で新月が起こります。
ここを境にだいぶ思考は整理されて、軽快でスッキリしたムードになりそう。
水星逆行中は、僕は”点検期間”と呼んでいて、少し昔の出来事や、古い物との縁を結びやすく、
何かを思い出したり、復活したりするようなことが多く訪れやすいです。逆に今、起こっていることに対しては、何かと躓きやすかったり、停滞感の生まれやすい時期でもありますが、
そのおかげで乗り越えられること、忘れてはいけないことを、確かめることができるのだろうと思います。
ただ水星と仲良しの乙女座エリアでの逆行なので、思ったより居心地が悪い感じはなくて、普段よりも少し細かく落ち着いて過ごすことができそうなムードでもあります。
新月前後では、自分自身が安心できるような”お墨付き”のような何かを手にできるような気配もあります。

後半戦に突入して、23日には秋分を迎え天秤座の季節に移ります。秋はこれより深まり、陰の気はさらに強まっていきます。星回りの世界では、1年の折り返し地点にあたり、一つの節目でもあります。
太陽が天秤座の位置に来ると、どうも周囲と足並みをそろえようというか、お見合いするような空気感が強くなってきます。ちょうど火星も天秤座にいるので、いわゆるケンカ腰みたいな姿勢は落ち着きそうです。
ふわりとそつのない流れの中で、時間がかかってもちゃんと物事と向き合っていくことになりそうです。

月の最後の29日は牡羊座の満月がやってきます。
ここではこの夏の終わりにかけて、向き合ってきたことや、意識改革させられてきたこと、ひいては整理されたであろう自分軸をもって、直観力に磨きがかかるようなタイミングです。
この満月を境に、ある程度迷っていたことに対してスパッと判断ができるようなムードでもあります。
自分の軸をもつ、すなわち、自分が自分らしくいられるのには、それ以外の誰かの存在が必要です。先ほど、ケンカ腰のような姿勢は落ち着くとお伝えしましたが、自分以外の誰かを守ることが、結果として自分を守ることになるような、正義の戦いを思い起こさせる満月です。
対峙しなければならないことが出た時に、即断できるとしたら、それはあなた自身の持つ強さですし、きっとこれまで手にしようと努力してきたものの結果なのだろうと思います。
自分だけが持ち得る美学を大切にできそうな、そんなタイミングです。

9月も、みんなが健やかに過ごせるよう願っています。

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Taxt：Taro Aohi
Illustlation：Takuya Kawaguchi
Edit：Masato Maruyama
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