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2020 〆

夢だったのではないかというくらいに、2020年は大きな衝撃と未曾有の出来事を残していきました。いや、むしろ夢なら万々歳かもしれない。

これまでにも私たちの生活を変えうることはたくさんあったのだろうし、実際に変わってきたのだと思います。だけど、今年ほど根こそぎひっくり返ってしまうことは初めての経験でした。

毎日が淡々として、色を失ったように感じる時間もたくさんありました。あの出来事は、昨日のことか、それとも一昨日のことかと曖昧になったり、毎日の輪郭が失われたとも言えるかもしれません。

このような状況でも、毎日忙しく働けたことに心底感謝している。1月の初の海外出張に始まり、2月はギリギリの卒業旅行。3月以降はずっとリモートワークでプロジェクト三昧。様々な仕事をさせていただけたことがとても嬉しいです。

私は仕事が好きなんだと思う。そして、おそらくこの先もなんらかの形で仕事というものには関わり続けていくのだから、楽しまないともったいないと思っています。「やりがい」というのも幻想で、それは予め仕事に備わっているのではなくて、自分の気の持ちようで如何様にもできるもの.....

こんなふうに、自分なりに仕事との向き合い方を考え続けた一年でした。仕事以外にやることがなくて(笑)、気がついたら仕事のことを考える。どんな本を読んでも、どんな映画を観ても、思考が行き着く先は仕事だったように思います。でも苦しくありませんでした。

変な話だけど、今年は報われなくて良いと思っていました。というか、報われてしまっては困る。仮に何らかの形で自分のやったことが報われていたら、満足のレベルがとても低くなってしまいそうだと恐れていました。「こんなものか」という思いは持ちたくなかった。

実際、もちろんハイライトはたくさんあったけど、それは外的に与えられたもののおかげであって、自分個人としては全く満足できる結果ではなかったです。確実に身になっているから虚しさはないけれど、悔しい気持ちがたくさん心の中にある。これは残さず来年の糧に。

未来を予測することは難しいどころか、不可能に近いと知った今、どんなことがあっても乗り越えるための選択肢と、フットワークが重要な気がしています。視野を広く、実行力を強く、が来年の大きなキーワードです。

1年間、ありがとうございました!なんだかんだ、楽しんでしまった!

さーて年女だ🐮