狂ったように、自己紹介 -2021年10月
「あなたは何者ですか」
大学を卒業し、会社を退職し、組織という看板をおろした時に、あらゆるひとからまず問われることでした。拙い自己紹介に、伝わったような、伝わっていないような、微妙な結果を繰り返して、私はほとほと困ってしまいました。
「わたしは何者か」
それは、一言で言えるものではないし、言葉で語り尽くせるものでもないし、昨日と今日では違うし、あなたとわたしの関係性によっても変わるものでしょう。
小さい頃から本を読むことは好きでしたが、感想を言うことは嫌いでした。言葉にす