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闘鷲降臨20-21~Fighting Eagles

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ゆく鷲くる鷲2021~くる鷲編 #FE名古屋

ゆく鷲くる鷲2021~くる鷲編 #FE名古屋

というわけでくる鷲編。
「変革の年」のロスターを担う人材が集まっています。
今回は加入が発表された順に。
#18 相馬卓弥 (佐賀→)今季佐賀の中心選手として、1試合平均12.2得点4.4アシスト、45%を超える3P成功率を誇った相馬。個人的にオールB2の1stチームに選んだほどの選手がまさか来てくれるとは思っていませんでした。

3Pの確率が示す通り非常に高いシュート力をもちますが、けしてスポ

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ゆく鷲くる鷲2021~ゆく鷲編 #FE名古屋

ゆく鷲くる鷲2021~ゆく鷲編 #FE名古屋

7月1日はバスケ年度の始まり。今年もやります。ゆく鷲くる鷲。

チームを去る鷲と来る鷲に一言ずつ捧げるエントリ。まずはゆく鷲編です。
#00 ブラッドリー・ウォルドー (→豊田合成→?)正確には既に去った鷲ですが。おそらく個人的事情で契約解除。その後シーズン終了間際に、豊田合成の選手として国内に舞い戻っています。

NBAでもそうですが、日本においても居場所が乏しくなってきているパワー型のビッグ

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闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.16 ブラッドリー・ウォルドー #FE名古屋

闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.16 ブラッドリー・ウォルドー #FE名古屋

今となってはあの離脱はどちらにとっても正解だった、と思わなくもないのです。

00 ブラッドリー・ウォルドー~心優しき用心棒今季、西宮からの移籍で加入したビッグマン。昨季前半、ローソン→オトゥーレへビッグマンが替わったことで、外の攻撃が上手くいくシーンが増えたことを受けて、インサイドポストの起点の重要性を再確認したチームが白羽の矢を立てた、ということのように映りました。

今季はコロナの関連もあり

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闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.15 鹿野洵生 #FE名古屋

闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.15 鹿野洵生 #FE名古屋

個人的・1チームに1人は欲しい選手ランキングNo1。

45 鹿野洵生~進化を背中で見せる男昨季滋賀から加入したベテランフォワード。主体的に得点を取るタイプではありませんが、それ以外のプレーは攻守全てを、常に全力で、クレバーにやりきる姿勢が印象的でした。それでも昨季はまだ活かされ方も一定でなく、本領発揮にはもう少し、だったように思います。

2年目となった今季は出場時間も1.5倍に増え、川辺HCの

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闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.14 ベンジャミン・ローソン #FE名古屋

闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.14 ベンジャミン・ローソン #FE名古屋

昨季と比べても明確な成長を見せてくれたのは間違いありません。

34 ベンジャミン・ローソン~メリットとデメリット、現状と伸びしろの損得勘定開幕から外国籍のビッグマンとして、チームのゴール下を守り続けたブラッドリーウォルドーが、突然の契約解除離脱。そこで代役として白羽の矢が立ったのが、昨季前半、怪我するまでチームに在籍したベンジャミン・ローソンでした。コロナ関係の短期契約がちょうど切れるところで、

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闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.13 ジェロウム・ティルマン #FE名古屋

闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.13 ジェロウム・ティルマン #FE名古屋

もっとも大きかったのは、リーダーシップ、だったかもしれません。

33 ジェロウム・ティルマン~B1を知るベテランのリーダーシップ仙台から加入したベテランフォワード。個人的には名古屋D時代から「高い技術と爆発力、そして少しのムラッ気」という選手だという印象でしたが、加入してプレーを見ているとプレー自体は勤勉そのもの。インタビューなどを見ていても、外国籍の中でも年長であることから、外国籍のリーダー、

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闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.12 荒川颯 #FE名古屋

闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.12 荒川颯 #FE名古屋

地元っ子にはグッドラックと言いたい。

24 荒川颯~必要なのは成功体験年末にハンドラーである松山、杉本などが出場不可となったタイミングがありました。川辺HCの指導下のFE名古屋においては、ピックアンドロールからの展開がほとんどで、ハンドラーが足りないとゲームにならないこともしばしば。恐らくHCからのリクエストもあったのでしょう。渡邉GMが声をかけ、連れてきたのがこの荒川颯でした。名古屋市出身、1

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闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.11 横江豊 #FE名古屋

闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.11 横江豊 #FE名古屋

流石、B1を知るポイントガード、でした。

23 横江豊 ~ジキルとハイド
前シーズンまで正ポイントガードだった山本エドワードが信州へ移籍。その穴をうめるべく奈良から招へいしたのが、滋賀でB1も経験したベテランポイントガード、横江豊でした。川辺HCのインタビューでも「ゲームを最後にコントロールする存在が欲しい」とあった通りの選手を迎え入れた、ということになるでしょう。

果たして、彼はおおむね期待

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闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.10 林瑛司 #FE名古屋

闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.10 林瑛司 #FE名古屋

22 林瑛司 ~先輩の背中を追え! 特別指定選手として1シーズンを過ごしたのち、今季より正式にチームに加入。12人の出場選手の枠の一番最後を争うことが多いシーズンとなりましたが、けが人の出た前半のタイミングではスターターを任されるタイミングもあるなど、23試合に出場を果たしました。

 今の時点ではスターターの選手とはおそらくプレーのクオリティに差があるとみられているのでしょう、けして多くの時間を

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闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.9 会田太朗 #FE名古屋

闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.9 会田太朗 #FE名古屋

若手の育成はいつでも難しい。

21 会田太朗 ~若手育成にどれだけ時間を与えるべきか
7G 0.9PPG

2年目を迎えた若手PFですが、今季も雌伏のシーズンとなってしまいました。登録されたのが16試合、うち7試合で出場。出場した時には課されたタスクへの意識、そして成長は感じられましたが、チーム内での出場機会争いには勝てなかった、という印象。結果として試合中(訂正しました)の親指のケガが仇となり

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闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.8 飛田浩明 #FE名古屋

闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.8 飛田浩明 #FE名古屋

怪我を乗り越え、プレーの幅を広げた4年間でした。

18 飛田浩明 ~幅を広げて、ハマる働き場を待つ
53G 3.4PPG 1.6RPG

怪我に泣かされがちだったここ2シーズン。今季も最初の1か月はベンチを外れたり、ごく短い出場時間だったりと探り探りの状況が続きました。

それでも11月を過ぎるころからは少しずつ出場時間を増やし、主に3番ポジションにて、鹿野のバックアップとして15分前後の出場機

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闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.7 ソウ・シェリフ #FE名古屋

闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.7 ソウ・シェリフ #FE名古屋

ちょっと忙しくて間が空きました。

15 ソウ・シェリフ ~尖った性能のカードの使い方
53G 5.2PPG 3.4RPG

外国籍レギュレーションが再度変更された今季。フォワードもできるティルマンの加入もあり、また今季は3ビッグの構成でゾーンを敷く、というタイミングが増えたこともあり、首脳陣の戦力構想としては昨季よりも重くなったシーズンとなりました。

ただ、シーズンが終わってみると、プレイング

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闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.6 アンドリュー・フィッツジェラルド #FE名古屋

闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.6 アンドリュー・フィッツジェラルド #FE名古屋

本日はチームの得点源のあの選手。

12 アンドリュー・フィッツジェラルド ~攻撃の黒字と守備の赤字19-20 46G 27.1PPG 10.8RPG FG%51.8% 37.1MPG
20-21 57G 18.3PPG 5.9RPG FG%53.4% 27.5MPG

 奈良から移籍したPFは、序盤ちょっとした怪我がありつつもほとんどの試合で出場。数字自体は昨季よりも落ちていますが、30分換算し

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闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.5 杉本慶 #FE名古屋

闘鷲降臨~20-21シーズン選手別レビューVol.5 杉本慶 #FE名古屋

本日はエース様の番。

11 杉本慶~切り込み隊長のこれから19-20 47G 9.4PPG 6.2APG 1.7STL
20-21 54G 7.5PPG 6.7APG 1.4STL

 チームのエースは今年もフル回転。SGポジションのファーストオプションとしてだけでなくPGからSFまでこなすマルチぶりでもってチームの勝利に貢献。得点こそ2点近く低下していますが、アシストは増えていますので、単純に

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