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仮想と現実は地続き

物が捨てられない、フリーライターのaoikaraです。

私はそんなに物欲が強くはないので、物が勢いよく増えていくわけではない。でも、捨てられないというか、捨てようともあんまり思っていない。だから、じわじわと増えていく。塵も積もれば山となる。

私が暮らして時間が経てば、物をためこみ、物があふれる。今も目の前の机が、床が、あと使ってない部屋が、私の物だらけ。整理しようとすると、頭が痛くなる。

物欲があってたくさん物を買うけれど、同じだけ手放す(捨てるだけでなくリサイクルとかフリマアプリとか)人もいて、持ち物の“代謝”がいいなぁと思った。私は持ち物の代謝が悪い。


私の物が捨てられない、ためこみ癖は現実だけではないようで、ゲームをしていても同じだと気づいた。アイテム数がどんどん増えていって、所持数を越えて、処分する物を選ばなければならない。

スマホ画面を見ながら整理しようと頭が痛くなっていたときに、「現実と同じじゃん」と気づいた。


主人公の容姿をカスタマイズできるゲームもある。性別や姿を自分とは全くの別人にする人もいる。私も自分とは全くの別人にするときもあるけれど、自分と似たような容姿にすることが多い。髪の毛を切ったら、同じように短い髪に替えることもある。


ゲームに現実逃避する、なんていうけれど、ものすごく現実と地続きにある。でもそれはリアルな自分の一部の置き場所で、ある意味でゲームも自分の居場所のひとつなのかも。

ゲームで持ち物が多くても困らないけど、いや若干困るけど、現実では大いに困るので、片付けよう。……いつかね。

2022年3月29日(火)

No.1180

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