うたかた/サンクチュアリ
題名の中で最も、きゅんきゅんする甘いタイトル!!!!
活字が苦手なのと集中力がないので、本は普段全然読まないんだけれど、吉本ばななさんだけは気が向いたら読んでいます。
出会いは、昔登録してたブログサービスでフォローしていた憧れ的女性のブログで、よく紹介されていたのをきっかけに。
吉本ばななさんの、表現とか、思わせる情景とか、言葉の言い回し、すごく感情をぎゅっと掴んでくるの。大好きです。
でも普段ほんとうに本を読まないので、内容を忘れたころのに同じ本を何度も読む、みたいな感じなのだけど(笑)
今回は、SNSに疲れてアナログに雪崩れ込むように読み始めました。
(と言いながら、ブログを書いている矛盾)
画面が紙に変わるだけでなぜだか、情報の質が良くなった気がするのは気持ちの問題だけなんだろうけど、気持ちの問題は割と重要な気がしている。
うたかた、特にすごく好きな作品。
前もそうやって読んでいたんだろうけど、何年も前のことだから、何度も初恋ができている。
甘酸っぱくて、照れてしまうようなピュアな、それでいてばななさんの書く登場人物はいつもどこか大人びている。
短編で完結しているんだけれど、主人公たちのその後が気になる。しかしあえてここで終わっているのが、より良いのかも知れない。
集中力が続く限り、次はキッチンを読もうかなあ。