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夢から覚めた時

 花屋の短期アルバイトに応募した。
幼稚園の頃の夢に「お花屋さんになりたい」と書いたことを
なんとなく覚えていた。

 花屋で働いた経験はない。洋菓子の接客を3年ほどやったが、接客が楽しいとは思えなかった。それよりも、淡々と花と会話している方が性に合っている。

 私の今の夢は、ECサイトで花屋を開くことだ。たくさんの人にお花を届けたい。というのも、私が元気がなくなった時にいつもそばにあったのが花だったからだ。花を見ていると癒やされた。

 毎年花屋の短期アルバイトの求人に興味を持っていたが、応募したのは今回が初めてだ。この歳になってようやく、どんな結果になっても自分なりに世界と関わってみることが大切だと理解したような気がする。今回の応募は、まずその一歩である。

 なんて文章を書きつつ、こんなことが本当に現実になるのかわからない中でただ文章だけ書いている。先に書いてしまおうという試みだ。葬送のフリーレンで「魔法はイメージの世界」という台詞が幾度となく出てきたが、夢もイメージの世界と混ざり合っていると言えると思う。

 夢を夢とせず、現実に叶えていくには色んな方法がある。
それを具体的に描いた時、また夢は夢でなくなり創造出来るだろう。

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