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矛盾点

■ヒルダの回想で、ヒルダ赤ん坊時代はだれの視点なのか？
◉エルダ婆
◉

登場人物のおさらい

◉登場済
◯未登場

◉派遣王女ウルスラ / ナダル帝国第5王妃（世界を破滅させる鍵）
◉悪魔ボッチ / 元勇者アウレリャノの仲間、どこかの世界の魔王
◉5歳のルーシー / ナダル帝国第6王妃（元奴隷の魔物ハンター・人類の起源の源）
◉パブロ・Z（ゼウス）・マキナ / 滝壺の獣の胃の孤島に住むパブロ老人 / 雪氷の国の文通相手へ手紙を頼む。その相手は老いぼれたエッダ婆だった）
◉ブリュンヒルダ（通称ヒルダ） / 雪氷国の女王
◉エッダ婆 / ヒルデ女王の乳母（名前は、エッダ・Z・マキナ）
◯ノルドン公爵 / 敵対する大貴族の家長
◉（ジーク・）フリード ・アウレリャノ / 雪崖の貧民巣窟に棲む醜男
◉赤ん坊 / 火事に遭い、大火傷で皮膚が爛れている
◉ギューク / ノルドン公爵家・長男ノルドン・ギューク・エリントン
◯グリュナル / ノルドン公爵家・次男
◯ヘルゴ /ノルドン公爵家・三男
◯レメディオス / ノルドン公爵家・長女
◯オリガ /ノルドン公爵家・召使（女）
◉サクラ / 忍者（くノ一）　この世界でのウルスラの仲間
◉マスター / 酒場（盛り場）
◉アケミさん / マスターの女

◉クマの親子 / 通りすがる
◉まっちゃん / 麦わらの巨人（湖でワカサギ漁法で、怪物魚を釣る）
◉オランド・キアラ夫妻 / 小上がりで韓国焼肉をつつく氷の妖精の夫妻
◉農夫⑴ / テーブル席
◉農夫⑵ / テーブル席
◉狩人 / ジンギスカンをつまむ
◉騎士 / ジンギスカンをつまむ
■旅の楽団（5人）
◉⑴フルート奏者
◉⑵バグパイプ奏者
◉⑶ハープ奏者
◉⑷アコーディオン奏者
◉⑸バンジョー奏者（伝説のバンジョー奏者、雪国編のラストで、サクラのバンジョー奏者の師匠になる、サクラは演奏者に転向する？）

■ノルドン・ギューク・エリントンの取り巻き
◉ベオウルフ・ゴザロ / 上級軍医・ラ・ザムザダール軍暗黒師団第810（ハチイチマル）機械化部隊長
◉ザルツニルベン太公家① / ？
◉ザルツニルベン太公家② / ？
◉ザルツニルベン太公家③ / ？

◉エイリーン王妃 / ヒルダの母、城の火事でヒルダを助けて焼け死ぬ
◉スノーデル国王 / フレディシマ国王七世　城の火事で

◉ジーク・フリード（フリーダム）・ボリス / 第九勇者討伐遠征軍白虎旅団長、大佐

◉侍従たち

勢力図

■現在（ヒルダの時代）

ザルツニルベン太公家 / 湿地の、沼地の、森などの辺境伯
ノルドン公爵家 / 日向の熱の大地（広大な領地）
スノーデル公爵家 / 常闇の雪の大地（広大な領地）

過去（スノーデル国王の時代）

フレディシマ国王軍（ボーディンの反乱）
◉ジーク・フリード・ガルド / 国王軍総大将（ボーディンにより謀殺）
◉ジーク・フリード・ボリス / 第九勇者討伐遠征軍白虎旅団長大佐
◉副将ボーディン / フレディシマ城に火を放つ

勇者（魔王）転生イベント

⑴副将ボーディンは勇者を討伐
⑵勇者は討伐される＝前勇者は抜け殻（容器、サナギ？）に
⑶勇者は交代される（物語の装置を後で考える）
⑷ 新勇者の誕生（17人のアウレリャノ）
⑸ジーク・フリード・アウレリャノ（醜男）に生まれ変わる
（生まれた時は健常だが、火事で後天的に大火傷を負う）

■疑問
★副将ボーディンはだれなのか？
★ボーディンのサーガ（家系図）
★フリード家の妻（女系）
★そもそも「初代勇者」はどうやってなるのか？
★ギリシャ・北欧神話などワンピースのような「血の流れ」ではなく、みんな《初代勇者になる装置》があればおもしろいはずだ
★となると外部の道具。
玉 ☞ ドラゴンボール（南総里見八犬伝）
剣 ・拳 ☞ 免許皆伝、究極奥義秘伝（北斗の拳）
死（血・呪い）の儀式 ☞ シャーマニズム（イタコ、霊媒師、シャーマン）
箱 ☞ パンドラ（希望）の箱 ＝ルーシーの口
ルーシーは破邪の呪文を唱える以外は無口。ルーシーの口の中にはすべての世界がある。ルーシーの最後の呪文（物語の最終回）はルーシーの口はパンドラの箱になってひらき、口からあらゆる世界の魔王、悪魔、魑魅魍魎、人間などが飛びだして、ルーシーの舌の上に新たな世界を開く（生みだす）希望の鍵が残る。暗喩めいた表現だが、物語の構図・構造のプロットだ。
扉 ☞ 時の使者
鍵 ☞ 勇者自体が時代を開ける鍵、

この世界での《勇者》の役割とは ☞ 成長する（強大になる）と世界は破滅に近づく

人類の運命を動かす才能は早死にか暗殺される
（この物語の大運命論）

★勇者そのものは何も才能はない＝無能＝勇者
★勇者以外の人間は一つは才能がある＝有能、職業、職位、地位、立場…
★兵士、王女、料理人、司祭、戦士、乳母、老婆、虐待者、盲目…
それらが才能、
■マンガは「念」「スタンド」「能力」「悪魔の実」となる

■ウルスラ（鍵）以外のキャラに何らかの「才能」をもたせる
■勇者や魔王に立ち向かう戦士や兵隊は「能力」をもつ
☞ キャラ全員に「能力」を持たせたら全員分の「サブストーリー」が必要となり著者が把握できない。
「大衆」が「能力者」になる為の転換装置（ワンピースの「悪魔の実」のような装置）は必要なのか？
☞ 必ずしも必要ではない
☞ 必要条件であるが最低条件ではない

■あとは「装置」ではなく「構造」で読者に物語を見せる
☞ これが正解だ

唯一無二の構造であればどんな粗いプロットでも金（編集の目にとまる）になるはずだ

派遣王女☆ウルスラ
テーマの掘りさげ

⑴派遣される（派遣業）王女（△）
⑵王女お助け物語（勧善懲悪モノ、水戸黄門、暴れん坊将軍、銭形平次△）
⑵勇者が魔王で魔王が勇者（◉）
⑶勇者とはなんぞや？（勇者は正義なのか？魔王は悪なのか？◯）

神話の世界の主人公は皆「神々」だ
勇者という概念は存在しない

勇者は人間（宗教・教会）がでっちあげた「神・奇跡」だ
「勇者」は人間たちの都合のいいように作った「奇跡・身代り・生け贄」だ

人間は、日照り（火を吹く龍）や災害（ゴーレム、リバイアサン）に太刀打ちできない。だから「神・勇者（偶像）」をこしらえた

北欧神話（因果応報）
ギリシャ神話（欲望のままに、因果応報、人生は理不尽だ）
「キリスト教的＝待望論、待てば、祈れば、我慢すればどうにかなる」
「破壊がなければ、何も生まれない」＝現代文明（物理法則）

「いつか神が救ってくれる・待望・祈り」＝中世・キリスト教・迷信
祈り＝自分だけの力では動かせない現実に対する願い（息子の難病、癌の宣告、戦争、大震災、遺族）
受験は祈りではない「絵馬（ただの板と絵）＝迷信」
弱者＝大衆＝教会が支配する精神的奴隷＝祈る
教会 ☞ 弱者に祈らせて権力は強大に ☞ 政治関与 ☞ 皇帝（権力）と対立

「勇者」なるアイコンを操ろうとする「黒幕」が存在する？
❶教会がぶくぶく肥えたような化け物（世界を陰謀する）組織
か、
❷「エヴァンゲリオン（旧約聖書）」や「まど☆マギ（モナド＝ギリシア語のモナスmonas(単位，一なるもの)に由来する概念）」のように「宇宙の意思」（SF）になる。宇宙意思。
か、
❸ルーシー（ある少女）の夢オチ＝東京大学物語（五歳の少女の夢オチ）

❶物語世界の中で具体的な形をもってウルスラと敵対するもの（あるいは組織）がいい。
❷はNG（理由は❶は物語世界に実際に建設できる）
❸は保留（最終話、最終コマの話だ。提出は20話までだから『勇者の深掘り』のみ）

■「勇者」＝（テイスト）
人称・視点

■「勇者」＝「愛・暴力」（北斗の拳、ケンシロウ）
■「勇者」＝「友情・暴力・ギャグ」（キン肉マン、魁!!男塾）
■「勇者」＝「好奇心・ギャグ・バトル」（ドラゴンボール（少年編））
■「勇者」＝「これでいいのだ・ナンセンス」（バカボンのパパ）
■「勇者」＝「我が儘・ギャグ」（両津勘吉、こち亀）

■「勇者」＝「正義心」（鉄腕アトム）
■「勇者」＝「日常・ギャグ」（ドラえもん、サザエさん、クレヨンしんちゃん、ちびまる子ちゃん）
■「勇者」＝「甘い罠・ナンセンス」（喪黒福造）

★世界勢力（三人称・群像、多視点＝入れ子構造）
■「勇者」＝「情熱・任侠」（ワンピース）

★家系図（一人称・他視点＝入れ子構造）
■「勇者」＝ジョジョの奇妙な冒険＝「群像サーガ（家系図）」
「正統」（キリスト教会の系譜）
ジョースター家（血筋）
ディオ家（血筋）
ジョジョの能力者には「起源の説明がない」

てことは「派遣☆王女」も例に漏れず、
「勇者の源」＝「謎」でもオッケーではある

★時空の円環（タイムリープ）（一人称視点＝入れ子構造）
■「勇者」＝「希望」（まどか☆マギカ）
「まどか」が表の主演だが、ラスト話で「ほむら」が裏主演となって視点が変わり最後の物語構造のどんでん返し

★多重異世界（三人称・多視点＝表裏一体の合わせ鏡＝入れ子構造）
■「勇者」＝「虚無・ギャグ」派遣☆王女
ウルスラ（チームのキャラそれぞれ）の視点だ。
（ワンピースに似ている）
ウルスラが派遣された所々で、世界を見る視点が拡大する。
ラスト（最終話）でルーシーの視点でどんでん返し、か。

⑷構造に既視感（△）

⑷は難しい問題だ。筋をドラマチックに立てると結局ギリシャ神話、北欧神話にたどり着く。諸先輩作家はみんなパクリだとわかる。さらに自分はそれに乗っかる。自分で分かったうえで腹を決めて書くしかない。

ミニイベント

■勇者と第九勇者討伐遠征軍白虎旅団との死闘
■反乱する副将ボーディン（大司教との密約）政治と宗教問題
■勇者討伐連合軍（フレディシマ王国、ザルツニルベン辺境国、ノルドン公国各国の精鋭部隊で結成される）
■ザルツニルベン辺境伯（土地を持ちたい、フレディシマとノルドン家を破滅に追いやるための謀略を図る）
☞ 大司教・枢機卿を通じて、フレディシマ国王軍副将のボーディンをフレディシマ軍の反乱へとそそのかす
☞ フレディシマ城の炎上（ガルド将軍のセリフ「敵は本能寺にあり！！」）
☞ 《欲望寺（宗教＝天国と地獄の門）》イベント（フラグ★）
☞ そのときガルド将軍は欲望寺《デザイア・テンプル》にいた……

★ウルスラの役割＝世界（17の魔王・17の勇者）を蝕（破滅させる）鍵
★ルーシーの役割＝新たな世界を創造する鍵
★ボッチ＝17の魔王（勇者）のひとり

◉ジーク・フリード・ガルド（祖父）国王軍総大将
◉ジーク・フリード・ボリス（父）国王軍：第九勇者討伐遠征軍白虎旅団長大佐
◉ジーク・フリード・アウレリャノ（醜男＝勇者）

◯ニンジャ（ボリスの同期）サクラの父

最終手段？

「バックトゥー・座・フューチャー」

■エッダ婆がこの物語の鍵だ
☞エッダ婆はある「物語を決める最終フラグ★」「道具（フラグ❶）」を欲している
エッダ婆
「この子はこのままだと五秒後に死にます！！」
ズコッー！！
「どどうすれば」

「火事を消してきなされ！！」

エッダ婆に「時空の楽器」を渡される
「ハーモニーがうまく奏でられないと、五万年前に戻ったりします！！」
「ギョギョギョ！！」
「はいあと三秒」
ウルスラたちは
「で、できない〜」
女の影が登場する
「待って！」
エッダ婆
「どなたか！？」
サクラは片膝の姿勢で
「サクラともうします」
エッダ婆
「ああ、酒場のくノ一お嬢ちゃん……」
「私も行きます連れてって」
「もう、時間すぎてるよね」
「お嬢、今はきっと3秒ルールですぞ」
ズコッー！！
エッダ婆
「では行きだけは、エッダ婆がやります。帰りは練習してから戻りなさい」
エッダ婆は口笛をふく

ピーヒャラピーヒャラ、ぱっぱぱらぱあ〜、おどるズンドコどん！！

きゅるきゅるきゅるきゅるきゅるきゅるきゅるきゅる〜

時空の渦に飲み込まれる三人

フラグ❶の場所へ

■酒場の楽団とタイムスリップして、ジーク・フリード物語を挿入する