黒田 靖史

中小企業の製品開発、デザイン開発支援を行うツールワークス株式会社の代表をしています。h…

黒田 靖史

中小企業の製品開発、デザイン開発支援を行うツールワークス株式会社の代表をしています。https://toolworks.co.jp/ 釣りが好きなのでライフワークとしてルアーメーカーATTICさんの開発をお手伝いしております。https://attic.ne.jp/

最近の記事

3Dプリンターを用いた外装筐体のデザイン製作事例、および小規模量産のすすめ

3Dプリントの小規模量産に強い工業デザイン会社、 ツールワークス株式会社、代表の黒田です。 本日は指リハビリ機器の外装筐体のデザイン事例をご紹介致します。 リハビリロボット開発をなさっているスタートアップ企業様よりのご依頼となります。 簡単にご紹介すると、組み込まれたモーターを用い、麻痺箇所を繰り返し動作させることで回復する期間を短縮する支援をするロボットになります。 年配の方がご自宅でリハビリを行うための卓上マシン、との事で、リビングなどの生活空間になじむ形状・色味

    • 3Dプリンタを用いた小規模量産の工業デザイン製作事例②(少量生産・業務用・実用前提) 

      今回も3Dプリンターでの小規模量産を前提とした工業デザイン&設計の流れを、事例に基づきご説明させて頂きます。 今回は、アメリカで活躍されておりましたタトゥーアーティストの方より、ご使用される専用マシンのデザイン・設計のご依頼を頂きました。 ご依頼頂く際に心配したのは、1点ものでないか?という点です。 今回のケースではマシンが複数必要(所有台数は10台以上!)で、かつ現行マシンの費用がかなり高額であったため、3D製作費用込みでも、将来的に十分なバリューをお出しできると結論し

      • 3Dプリンタを用いた小規模量産の工業デザイン製作事例①(LPガス充填ガン) 

        マルチジェットフュージョン出力の良いところは、実用に耐える強度を出せる所にあります。ポリアミド(ナイロン)なので、エンジニアリングプラスチックの中ではかなり強度が高い部類です。テレビのリモコンなどのABSプラスチックとは比べ物になりません。 今まで、金型を作るほど数は出ないが、作れば市場ニーズがあるのに残念・・・と諦めていた中小企業のものづくり現場で非常に高評価を頂いております。具体的には開発コスト積み上げが許容されるBtoB分野の業務用機器分野ですね。 今回はそのような

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