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承認欲求全開で話します

前置きなどなく言います。
私はいわゆる承認欲求が強いです。

幼い頃から勉強がよくできて、いつもクラスで一番でした。
習い事も、ピアノ、習字、吹奏楽などをしていましたが、コンクール入賞など成果をあげることが多々ありました。
容姿や性格を褒められることもそこそこあります。
運動だけは例外的に全くダメなのですが。
そんな感じで育ったので、「私はひとより優れているのではないか」と思うようになりました。と同時に「周りのひとには負けたくない!」という闘志のようなものも抱くようになりました。
いわゆる負けず嫌いです。

私の中の承認欲求は、そうやって育ったのだと思います。


自己発信をしたい理由も承認欲求だった

過去の記事を読んでくださった方の中には覚えている方もおられるかもしれませんが、私には「自己発信をする」という今年の目標がありました。
考えてみれば、それも承認欲求から来ているのではないかと思います。
少なくとも私の周りには、ブログやSNSで発信をしている人はあまりいません。個人の発信力が求められている昨今では、大学生で自己発信をしているというのは評価され、憧れられるのではないか?という思いがおそらくあったのだと思います。
また、自分の思考や言葉に触れた人の心を動かすことができたらいいな、という淡い期待も持っていました。
いえ、正確ではないかもしれません。
私の中には「誰かの心を動かす→尊敬される」の図式があって、結局のところ尊敬されたい、すごいと言われたいだけなのかもしれない。
つまるところ、自己発信の原動力は承認欲求だったと気づいたんです。

「認められたい」は悪いこと?

私の文章で、誰かの価値観を変えたい。誰かに感動を与えたい。誰かの生きる勇気になりたい。
こんなもの思い上がりも甚だしいです。
実際にどうかは別として、私は、現段階で私の発信するものにそんな力はないと自覚しています。
だけど、こんなふうに「認められたい」と思うのは悪いことでしょうか。

私はそうは思いません。
世の中にある、公開されている創作活動全般は、先述したような動機に基づくものが多いのではないでしょうか。
ただ「好きだから」という理由で創作している方もいるでしょうが、それを公開するに至るには、多少なりとも承認欲求が働きかけていると思います。そして、少なくとも私は今までの人生において、本に、音楽に、アニメに、バラエティ番組に、短歌に、心を動かされ生きる勇気を与えられてきました。ということは、誰かの承認欲求がなければ出会うことのできなかった作品に救われた、とも考えることができるのではないでしょうか。
大げさに思われるかもしれないけど、私はそう思います。

それに、私たち人間はコミュニティーに属したい!という生物です。
もともとはコミュニティーをつくることで生存率が上がる、という昔からの本能的な性質によるのでしょうが、コミュニティーに属することで得られるものは健在です。
そして、そのような所属欲は承認欲求ととても近い位置にあります。
コニュニティーに属するには、もともとそこにいた人たちから評価され、認められる必要がありますから。
だから、承認欲求を持つことはいたって健全な現象でもあると思うのです。


ただ、ここで注意したいのは自分が認められたいだけの作品はつまらないということでしょう。「認められたい!」という下心が透けて見える作品は、はっきり言って痛いですよね。
文章を書く場合を考えると、書く動機は承認欲求であってもいい。でも、書く対象、誰に向けた文章なのかは大切だと思うのです。
たとえそれが自分のために書く文章であっても同じです。
書く対象以外の人からの受けを気にしている文章は、薄っぺらくなってしまいがちだからです。
承認欲求が心にあっても、それを満たすための文章を書くのは違う、と思うのです。(伝われ)
つまり、言いたいのは、承認欲求が書く「きっかけ」になるのは決して悪くない、むしろ健全であるということです。

承認欲求と生きていく

ここまで書いてなんですが、私は承認欲求を抱えた私があまり好きではありません。
でも、承認欲求そのものは、大切にしてあげたい感情です。
うまく付き合って、成長の踏み台にでもしてやるつもりで、承認欲求を抱えている自分も愛せたらいいなあと思います。

ここまで、承認欲求丸出しの文章でしたが、読んでくださりありがとうございました。
せっかくの機会なので宣伝させてください。
つい最近、改名にともなってXのアカウントを新しくしたのですが、なかなかインプもいいねも伸びなくて落ち込んでおります…。
もし万が一にでも気が向いたら、投稿を覗いていただけると嬉しいです…!
ついでに、もしいい投稿(主に短歌ですが)があればいいねを付けてくださるととてもとても喜びます…!

Xアカウント:@aoi_you
(noteのプロフィールページからも飛べます)

なんて謙虚さに欠けた内容なんでしょう。笑
恥ずかしいけど、自分をさらけ出して書いてみるのも楽しかったです。

また覗きにきてくださいね~。
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